10月21日(日)に「大徳川展」を観てきました
「大徳川展」とはなんですか?という方は → こちら 「大徳川展」HPです
「徳川家の至宝が300点以上」
というだけあってかなりの見ごたえでしたよ。
「将軍の威光」「格式の美」「姫君のみやび」と
三つのテーマに分かれていましたが、
気合を入れてひとつ目のテーマを見終わったところで、
体力をほとんど使い切ってしまったほどです(苦笑)
それでもなんとか全部見て、
ヘトヘトになって帰宅しました
次の日も体力が回復せず疲労気味。。。
そのため数日遅れてのレポートになりましたが、
まだまだ興奮冷めやらぬうちにご説明したいと思います^^
さて。
最初のテーマ「将軍の威光」は
徳川家康が
いかに徳川家を末永く存続させるか、
そんな思惑が充分わかる史料群です。
家康が征夷大将軍になってすぐに
家督を秀忠に譲ったのも
家臣たちに忠誠を自分ではなく
「徳川家」に誓わせるため。
自分の歿後、
自らを「東照大権現」=神として祭らせたのも
他の大名との差別化をはかり、
神の子孫として人々に一目おかせるため、
そして子孫たちにも自覚してもらうためなのです。
それが徳川家の存続につながるわけですね。
御三家を作ったのもその理由からです。
グローバルな家康の計画ですよね。
その甲斐あって、江戸時代は260年も続きました。
苦労人家康の考えだからこそ
実現できたのかもしれませんね。
具体的には
武具や歴代の将軍にまつわる品々、
また家康の御影や朝廷、諸外国との交流史料がメインです。
最初に目に入るのが、
「金扇馬印(きんせんのうまじるし)」
昇り旗みたいなものですが、それは大きな金色の扇ですよ。
家康所用と伝わっていますが、
実は家茂が長州征伐の出陣の際も使用したものだそうです。
最初から幕末関係が飛び出して
なかなか快調な出だしですね
鎧も多数あったのですが、
ルンちゃんの興味は太刀、刀へ。
「国宝」といわれるものがドーンと並んでいるのですよ。
脇差も含め七、八振りはあったかな?(重文もあったけど)
↑ ↑
このエリアだけでね。
他の場所にも刀は置かれていました
刀身も立派ですが、拵えも見事です
さすがお殿様の持ち物ですよね。
反りの大きく入った太刀は鎌倉期のもの。
どれか忘れましたが、一文字派のものもあったはず。
一文字派といえば「菊一文字」を連想してしまいます^^;
沖田総司の所持刀なんていわれていたこともありますが、
そんな国宝級なものを総司が持っているわけありませんよね。
(しかも太刀だし…)
今回は本当の国宝級の太刀が見られて
こういうのを目の保養というのでしょうか。
ずーっと見ていてもあきませんね。
でも見学者が多くて長居はままならず、残念です
歴史を身近に感じさせるのが
「徳川家康任征夷大将軍宣旨(せんじ)」です
いわゆる
征夷大将軍の任命書みたいなものですね。
1603(慶長8)年2月12日、62歳の家康が
征夷大将軍になり、江戸幕府を開く始まりの書です。
↑ ↑
学校の教科書に出てくるところね^^
今でもそれが残っているなんてスゴイですよね。
そんなスゴイものが間近に見られるなんて
思ってもいませんでした。
すごく得した気分です
水戸光圀やら、吉宗やら
本やドラマでお馴染みの方ゆかりの品もありましたが、
ここはやはり幕末メインでお話していきますね。
「会津中将容保様は孝明天皇のご辰翰を
肌身離さず持っていた」という話は有名ですが、
こちらにも同様な方がいらっしゃいましたよ。
それは
徳川慶喜様です。
幕府が朝廷を無視して、
単独で兵庫開港をしようとしたのを
慶喜が反対したことへの
朝廷に対する忠誠を褒める書、
慶応元年9月29日付の孝明天皇のご辰翰です。
この書を大切に保管していたそうですよ。
慶喜様といい容保様といい
さぞかし無念だったことでしょうね。
朝廷に対しての忠義は
誰よりも厚いと思っていたでしょうに。
このご辰翰の扱いを見ると
本当に彼らの気持がよくわかります。
F.Wサットン撮影の
慶喜肖像写真は
よく書籍などに載っていますよね。
でも直接みたのは初めてです。
それと慶喜所有の
フランス軍の帽子。
そして征夷大将軍の任命書があるなら
あれもあると思いませんか?
大政奉還の関連書類。
もちろんありましたよ^^
「大政奉還上意書」
「大政奉還勅許写」
「徳川慶喜将軍辞職につき御沙汰書」
「大政奉還勅許写」は
大政奉還後も政治に参加しようとしていた
慶喜の様子がわかる書です。
これを写しながらどんなことを考えていたのでしょう。
慶喜関連の品でひとつ目のテーマが終わります。
そうです。まだまだ展示は続くのです。
あれ?だいぶ書いてしまいましたね。
やはり一度では載せられません。
次回も「大徳川展」で続きます^^;
どうぞお楽しみに。。。
壁に貼られた大ポスター
画面クリックで拡大します^^
徳川関連本
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