16人目線

  • 2013/11/04(月) 22:11:51


2004年5月に刊行された本で、

すごく気になっていた小説があるので

読んでみましたよ




新選組幕末の青嵐 [ 木内昇 ] 集英社文庫





もちろん新選組の話なんですけど、

一般的な小説とは

チョッと違った書かれ方をしていましたね。





それは「登場人物の目線で描かれる」というものです。

しかも目線は一人だけではなく、16人のメンバーが

かわるがわる話の主役になりながら、

新選組のストーリーが展開されていくんですよね。





例えば、最初の「暗闇」は

土方歳三の目線で描かれていますよ。





なにもすることがなく、しかたなくやっている薬の行商。

その行商箱に剣術の防具をつけて、

自分の行くべき方向を見つけられず彷徨う、

歳三のぼやきを感じることができます。





また「試衛館」では、一風変わった沖田総司が、

実際にどんなことを感じているのかがわかりますし、

「浪士組」では、近藤勇がどういうつもりで

浪士隊に加わろうとしているのかを、

察することができます。





話の都度、主役が変わるので、最初は

「読みにくいかな?」と思いましたが、

そのうち気にならなくなりました。





それよりも読み進めていくうちに、

感情が表には出にくい永倉新八の胸の内や、

己さえ気付かなかった斎藤一の

「本当の気持」が感じられ、

どんどん話に惹かれていったのです。





特に、「局中法度」「覚悟」では、

井上源三郎目線で見た土方歳三が描かれていて、

それが、とてもいいのですよね〜




多摩の人々に接する歳三と、新選組局内での歳三と、

その二つを見ている源三郎しかわからない、

歳三の動かざる真の部分が見えるのです。





よく小説では、歳三は「死に場所を求めている」

ように描かれることが多いのですが、ここでは

「自分の信念のままに生き抜く」歳三が描かれます。





その信念があるから、新選組局内で

どんな事件があってもブレないし、

「武士として潔く死ぬ」ことより、

「信念を貫くために生きる」ことを選ぶのです。





もしその行動の途中で死ぬことがあるなら、

それは覚悟の上でのことなのでしかたない

と歳三は考えます。






また非情な彼の中には、

信じる者への絶対なる信頼があって、

彼の情の深さも感じることができます。

それらに、歳三の凄さの中に温かさまでもが感じられて、

歳三ファンには嬉しい作品になっていますよ




もうひとつ印象に残るのは、

沖田総司の最期でしょうか。





今までの小説では、

孤独に死んでいく総司の最期は

悲しくて寂しい描かれ方をしています。

でもこの小説では「自分の極める剣の道に

また一歩近づいた」という描かれ方なんですよ。





総司は1つの剣の道を極め、

「次の場所」へと進んでいくのです。

ですから捉え方によっては、寂しいというより

温かい気持にもなれるのですよね





話の展開は史実の通り、

試衛館メンバーはバラバラになっていきますが、

どこか心情的には、再び1つなっていくようにも感じられて、

他の物語とは違って、チョッと心温まる小説でした。





一人目線だったら語り尽くせない

それぞれの登場人物の胸のうちを、

複数目線で描くことにより感じることができるのが、

この小説の特徴ですよ〜。

ですからある意味、欲張りな物語といえますね。




どうぞ興味があったら、読んでみてくださいね。




あっ、ちなみに著者の木内 昇氏。

男性だと思ったら、女性でした

どおりで、心情描写が細やか過ぎるほど細やかだな〜

と感じました。

どうぞその辺りも、読んで確かめてみて下さいね。


新選組幕末の青嵐 [ 木内昇 ]/集英社文庫
けっこう分厚い文庫本でしたが、
一気に読めちゃいました^^


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土方歳三と怪人

  • 2013/10/17(木) 00:58:50


こちらでも紹介した

富樫倫太郎氏の「土方歳三 箱館戦争異聞三部作」

今までに紹介したのは、そのうちの2作、

『箱館売ります』と『松前の花』でした。






そして3作目が、この

神威の矢(上)(下) [ 富樫倫太郎 ] 〜土方歳三 蝦夷討伐奇譚〜』なんですよね〜






この3作は、どの作品も1作完結で独立した話になっています。

作品どうしのつながりもそんなに強くありません。

それでも時系列で考えると、『箱館売ります』と『松前の花』は、

同時期の「箱館」と「松前」という風に

まとめることはできるのです。






でも『神威の矢 〜土方歳三 蝦夷討伐奇譚〜』に至っては、

全く別のお話なんですよ。と云うより別世界ですね。

「パラレルワールド」という感じなんです。だって、

人間じゃないものが登場しているのですから






例えば、徳川が幕府強化のために、

フランス政府に依頼して派遣されたものに、

フランス軍事顧問団がありましたよね。






その副団長にブリュネと、団員のカズヌーフがいて

この物語に登場しているのです。

でもその2人が本物のブリュネとカズヌーフではなく、

全くの別人、サン・ジェルマン伯爵と

カリオストロ伯爵という設定なんです。






しかもこのサン・ジェルマンは、

2000年も生き続けている怪人であり、

カリオストロ伯爵は狼男なんですよね。

現実にはありえない。

その狼男と土方歳三が、なんと戦ってしまうのです。

これはもうSFの世界です。






それだけじゃありません。

タイトルに「神威(カムイ)…」とあるように

アイヌも登場しますし、おまけに陰陽師まで現われます。

それぞれ別のお話なんですけど、話が進むうちに、

土方、アイヌ、陰陽師、怪人が結びついていくのです。





そして、すごい神がかりな話になるのでした





これまで新選組の小説は、

数え切れないほど読んだルンちゃんですけど、

「怪人と戦う土方」なんて構図を見たのは、

後にも先にもこれくらいしかありませんよ。

まさか3部作の3作目に、こんな話が来るとは思いませんでした。






最後がどうなるかはもちろん言いませんので、

怪人と土方との戦いをじっくり読んでみて下さいね。

ただこの物語は、表面上はSF調のお話ですけど、

読み方によっては奥が深い部分もあるので、(アイヌについてとか)

その辺りに重点を置いてみるという方法もいいかもしれません。

(読み方はあなた次第)






最後にもう一言。





「土方歳三 箱館戦争異聞三部作」は先にもお伝えしたとおり、

3作ではありますが、どれも独立した形になっています。

ですから、どれから読んでも不都合はないです。






でもそのために1話に1回、つまり3度

土方が死ぬんですよ〜。

そこにひっかかってしまうのは、私だけでしょうか?






どうぞあなたも読んでみて下さいね。

もし同じ場所でひっかかった時には、教えてくださいね〜。



神威の矢(上)(下) [ 富樫倫太郎 ]
さて、土方歳三はどこにいるでしょうか?


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箱館戦争異聞三部作

  • 2013/10/09(水) 00:30:39

以前お話した『箱館売ります』

筆者・富樫倫太郎氏には

土方の登場する作品が三作あるんですよ。

名付けて「土方歳三 箱館戦争異聞三部作」






その中でルンちゃんが最も好きなのが、

二作目にあたる

松前の花(上) (下) [ 富樫倫太郎 ]
   〜土方歳三 蝦夷血風録〜 


なんですよね





なぜ好きかというと、この作品には

私の好きな人物3名がメインに登場しているからです。

そのうちの1人は、もちろん土方歳三です。






そしてあとの2人はといえば、

人見勝太郎と伊庭八郎ですよ。





タイトルに「松前…」ってあるくらいですから、

箱館政府の松前奉行だった人見勝太郎が登場するのは、

不思議じゃないかもしれませんね





そして伊庭八郎も人見勝太郎と同じ遊撃隊なので、

その絡みで登場しているというわけです






さて、物語はその3人がすぐ登場するかといえば、

そんなに単純でもありません。

最初に登場するのはまったく別の人物です。






松前にある和菓子屋から物語は始まるんですよね。

和菓子の餡作りにこだわる小野屋の藤吉という人物が登場します。

じつは箱館政府が、隊の移動中に携帯するパンを、

なぜか和菓子屋藤吉に注文するのです。

(和菓子屋だから、パンなど作ったことないのに…)






まあ、その理由は物語を読んでいくうちに、わかるんですけど。

実際にパン作り依頼の話はあったらしいですよ。

(よくは知りませんが)

その事実を物語に絡ませて、物語は展開していくのですよね。

(小野屋藤吉は最後まで絡んでいきます)






3人が一緒に登場する最初の場面は、蝦夷地平定の祝賀会です。

土方が好きでもないワインを榎本にススメられ、

舐めるように飲んでいると、フランス人ブリュネーがやって来ます。

そして奇妙な会話をしているところに、人見と伊庭が現われます。






そこでの会話が面白い

読んでいると彼らの様子が手に取るようにわかり、

自分もその会場にいるような気分になっていきますよ。






また、この物語には、松前藩の重臣だった山下雄城の娘、

蘭子という女性が登場します。

この女性が物語のヒロインでもあり、

3人にも深く関わっていくのですよね。

ある意味、土方の命の恩人でもあります。







彼女には目的があり、

そのために箱館政府に協力するのです。

しかし彼女は病に冒されていて、

目的を遂げることもままならない。





そんな彼女を見て、土方は

「忘れた方がいい」と、はっきりと告げるのですが…






後半は、いよいよ明治政府軍が上陸し、

本格的な戦争が始まります。

その後半での各場面がいいですよ

人見と伊庭との会話、戦いの場面、そして蘭子のとった行動。






特に蘭子が、ある人物に託した

印籠の中身を知ったときは、

彼女の気持が痛いほどによくわかり、

涙を流さずにはいられないのでした。






「土方歳三 箱館戦争異聞三部作」とはいいますが、

どの物語も1作完結になっています。

それに、どれも完全に独立した話なので、

この「松前の花」から読んでも、大丈夫です。






特に「松前の花」は、

女性が共感しやすい作品だと思いますので、

女性の方にぜったい読んで欲しいです。






最後にもうひとつ






この物語には下国東七郎が登場しています。

下国東七郎とは、永倉新八が戦争の後、

江戸で帰参を願い出たときに受け入れてくれた松前家老です。






また両国橋で、新八が鈴木三樹三郎と出会ってしまい、

その後、三樹三郎とその仲間につけ狙われた時には、

新八をかばって自宅に匿い、松前に逃がした人物でもありますよ。






物語に彼の名前が登場したときに、

そんな彼の経歴を思い出しましたが、

ここでの彼の扱われ方に、チョッと驚きました。





さて、どんな扱われ方なのでしょうか?

その辺りも、どうぞ確認してみて下さいね。


松前の花(上) (下) [ 富樫倫太郎 ]


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ガルトネル事件

  • 2013/09/16(月) 23:27:12


あまり知られていないのですが、幕末から明治にかけて、

箱館では、ある出来事がありました。





それは「ガルトネル事件」 と呼ばれるものです





そもそもの発端は、江戸幕府がまだ存在していた頃に遡ります。

当時の箱館奉行・杉浦兵庫頭は、この箱館に

本格的な西洋式の農場を作りたいと考えました。

そこで箱館に駐在するプロイセン(ドイツ)の副領事の

ガルトネルに話を持ちかけるのです。





それはうまい具合に進み、

ガルトネルの兄が箱館近郊の土地の開拓の許可を得て、

その事業に着手することとなりました。





ところがその刹那、江戸幕府が瓦解してしまいます。

話は一度白紙に戻りますが、ガルトネル兄弟は

新政府が設けた箱館府に、改めて許可を得ることにしました。





許可を得たガルトネル兄弟は事業を始め(主に兄による)、

母国から取り寄せた苗木を植え、育て始めるのです。

しかしその開拓の途中、今度は旧幕府軍(榎本武揚ら)がやって来たのです。





旧幕府軍によって占拠された箱館。

ガルトネル兄弟は、あらためて旧幕府軍と交渉したのですよね。





…こうして利権者が次々と変わり、

最終的に箱館戦争が終わったときには、

話は伝言ゲーム(?)のような状態になり、

日本としては、ある困った事態が起こっていたんですよ





そのため新政府(明治政府)は、この事件で

後に多大な損害をこうむることになるのです。





もっとも永い目でみれば、これくらいの損害で済んで

よかったといえるかもしれません。もしかしたら、今頃

日本地図が変わっていたかもしれないくらいの話なんですから





この話を私が知ったとき、「本当の話かな?」

なんて半信半疑でもありました。だってこんな大変な事件なら、

もう少し世間に知られていてもいいはずですからね。





でも実際に箱館で被害を受けた人々もいたようですし、

現在の函館には「ガルトネル・ブナ保護林」という名なども

残っているのですから、やはり事実だったんでしょうね。

今度函館に行くときには、私もこれらの場所に足を運んでみたいです





ところで、この「ガルトネル事件」なんですけど、

この事件を題材にした小説というものが、巷に出回っているんですよ。

しかもそこには、土方歳三も登場しているんですよね





箱館売ります(上)(下) [ 富樫倫太郎 ]




中公文庫の本ですよ

副題は 〜土方歳三 蝦夷血風録〜 です。

といっても、彼が主人公というわけでもありません。

登場も上巻の後半からなので、最初から彼の活躍を期待していると

物足りなく感じるかもしれませんけど…





その土方歳三が、ガルトネル事件に関わってくるのですよ

どう関わってくるかは小説を読んだときのお楽しみとしますけど、

下巻で土方歳三の活躍する場面が味わえます。





著者の富樫倫太郎氏は、

箱館戦争についてもよくご存知のようですね。





箱館戦争について詳しい人なら知っている

斎藤順三郎(実在の新政府秘密工作員)という人物と、

土方歳三とを絡ませていたところは、「へー、そうくるんだ」

っていう感じで、楽しませていただきましたよ。





もちろんこれは小説(フィクション)なので、

全部が真実というわけではありません。それでも、

ガルトネル事件がどんなものだったのかは、

この本でよくわかるので、興味があるようでしたら

読んでみて下さいね。





ちなみに富樫倫太郎氏には、

函館戦争(=土方歳三)を描いた作品が、三部あるんですよ。

そのうちの1作が、この「箱館売ります」なんですが、

他の2作も面白い物語なので、またの機会にお話したいと思います

  
箱館売ります(上)  (下) [ 富樫倫太郎 ]
上巻の方の表紙は、たぶん土方さんです^^



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太宰治のえがく新選組

  • 2012/11/28(水) 00:12:07

「津軽」や「斜陽」「人間失格」の著者といえば 太宰治ですね。

彼の作品「走れメロス」は、中学の教科書にも載っていて、

知名度は かなり高いですよね





その太宰治が書いた、新選組を題材とした小説があるのです。

虎徹宵話 (こてつしょうわ)
という題名ですけど、知っていましたか?





物語は鳥羽伏見の戦いに敗れ、

旧幕府軍が江戸に戻ってきた頃のお話です。

新選組も他の旧幕府軍と同様に江戸に引き上げ、ただ今潜伏中。






ひとりの新選組隊士らしい男が、田舎の茶屋の中で、

店の女将とさし向かい、なにやら話をしている様子。





でも、その男の話すことといったら、

始終、愚痴ばかり…






羽振りの良かった京都時代から一転し、追われる立場となった我が身。

「時勢」に抗うよりも、その憤懣とこれからの不安に嘆く

男の姿がそこにありました。





新選組隊士が登場するのは、その1人だけなんですけど、

登場から退場まで、ずーッと愚痴ばかりなので、

茶屋の女将さんじゃなくても、ムッときます






でもチョッと視点を変えてみると、違った面が見えてくる。






自分の信念(=正義)とする新選組やその世界が、

ほんの短い時間のうちに否定され、その立場さえ逆転させられ、

逆賊の汚名を着せられた無念や憤りを考えると、

「この男の気持もわからなくもないかな…」

と思えてくるのです。





15ページほどの短編小説で、あまりにも短いので、

こんな風に読み方を変えて、繰り返し読んでみると、

これはこれで面白いもんですね





名もない新選組隊士の話ですけど、

この男が近藤勇のようにも思えてくるし。






そして驚くことには、太宰がこの小説を書いたのが、

弘前高等学校時代なんですよね

まだ「太宰治」として執筆する前、初期の頃の作品なんですよ。





まだ学生なのに、こんな大人顔負けの描写の小説が書けるなんて!

当時の学生が皆スゴかったのか、それとも太宰治だからスゴイのか。

その辺りは文学に疎い私なので、判断はつきかねますけど、

『有名作家さんが描く新選組』ということで、

今回も楽しませていただきました





あなたも、もし読んでみたいと思ったなら、

新潮文庫の「地図」に載っていますので、

何かの機会に読んでみて下さいね。

地図 [ 太宰治 ]
初期の頃の太宰の作品集。
この中に「虎徹宵話」も載っています^^


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新選組本を読んでの未消化な思い

  • 2012/11/04(日) 23:09:01

10月は個人的にはいろいろと忙しい月でした。

そんな中で偶然みつけた本があるのです。





でもね、インターネットで取り寄せたのは早かったのですけど、

なかなか読むことができず(忙しくて)、

やっと拘束から開放されて一気に読みましたよ。

それが、こちらの本です。




鬼神新選 / 出海まこと
1〜3巻が出ています




2003年に出版された本なので、けっこう古いですね。

でも、今までこんな本が登場していたことを、

全く知りませんでしたよ

解説を読んで、「これは面白そう」と思って取り寄せたんです。





どこが面白いかというと、

まず主人公が永倉新八ってところでしょうか?





新八さんが主人公の本が今までなかったわけではありません。

でも、やはり土方さんや沖田さんに比べれば極端に少ないです。

著者の出海氏は、池波正太郎氏の描く永倉新八に出会って、






「自分が新選組を描くなら、ぜったい永倉新八!

 しかも江戸っ子で童顔の!」





と決めていたそうです。

そしてここに「江戸っ子、童顔な新八」が登場です






もうひとつ、この本に私が惹かれた理由は、

明治時代に近藤勇や土方歳三、沖田総司が甦ってくるところです。

死んだ彼らが甦る話は、これまた他の本にもありますけど、

自分の意識を持って登場するというのは、

あまりないことかもしれませんね。






大体は記憶をなくし、誰かに操られて行動するというもので、

それが残念なところでした。でも今回は

最初から記憶があるので(一部記憶喪失な部分や人物はあり)、

彼らがどんな風に活動するのかが見ものです。






その辺りに惹かれて、取り寄せたんですよ〜






さて、チョッとだけ内容をお話しますと…

戊辰戦争から離脱した永倉新八は、新政府に追われるばかりか、

仇敵の高台寺党・三樹三郎や、親友・芳賀宜通を殺した

芳賀の義兄・藤野亦八郎にまで追われるという身の上です。






そんな彼の一切の罪状免除と引き換えに、

明治政府の大物である岩倉具視が彼にある条件を出します。

それは、「近藤勇の首級を探し持ってくること」でした。







「なぜ、近藤勇の首級が必要なのか?」







その理由は一切告げられることはなく、ただ

引き受けることしかできないという

選択の余地さえ許されない状態に立たされた新八は、

彼への目付であり、補佐役も兼ねた女忍・篝炎(かがほ)と共に、

京へ向かうことになるのです。






そこで、土方歳三や沖田総司に会うのですよね。

実は彼らも、近藤の首級を狙っています。そして新八と対決!

ここでの新八は生身の体で、神業ともいえる戦闘に臨みます。

そのシーンが丁寧に描かれていて面白いですよ。






結局、近藤の首級は奪われ、

新八もその首級を追って東京に戻ります。

その部分が2巻目になるのですが…






2巻目からは斉藤一まで登場し、

いよいよ3巻で再び対決になると思っていたのに、

4巻へと続く状態になっていましたよ。




しかも未だに4巻は出版されていないみたい。

つまり未完なんですよ。

どうして土方らが蘇ったのかという部分が、

全くの謎のままなのに〜。

他にも沢山の謎の部分が残っているのに〜






というわけで、

チョッと未消化な思いが残る作品でした。

絶対、続編が読みたいです。それにしても

未完成な新選組物語って、結構ありますよね。

どの作家さんにも、責任をもって物語を完成させて欲しいと

願うばかりです。(無理なこともありますけどね)


 【中古】 鬼神新選 東京篇(2) / 出海まこと
絶版のようで、古本を購入しました。



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「一刀斎夢録」を読んで

  • 2012/02/21(火) 10:48:54

浅田次郎氏の描いた斎藤一。

タイトルは「一刀斎夢録」





実は1年程前に、すでに読み終えていたのですけど、

ちょうど記事アップしようと思っていた時、

あの「3.11」がありました。






内容がすごく重いお話なので

アップする機会を逃していましたが、

最近になっていろいろなところで

この本のことを聞くようになり、

私も記事にすることにしましたよ。






この本は、浅田次郎氏の新選組三部作。

その最後の作品ということでしょうか。

浅田氏の描く新選組物語の特徴は、

子母沢寛著の「新選組始末記」などにあるような

聞き書きスタイルを取り入れているところですね。







この物語では、メインは斎藤一本人が、

梶原稔(かじわら みのり)という近衛師団中尉に

自らの過去を話しているという形を取っています。






斎藤一が自らの過去を語る?





それが私の中の斎藤一のイメージと一致しなくて、

最初からチョッと違和感がありました。

斎藤一といえば寡黙で、明治になってからも

自らを語らずという感じでしたから…






でも物語の構成上それは必要なことで、

また「なぜ自らの過去を語るのか?」は

物語の中でも斎藤自身が語っています。






この物語の中では、斎藤一は自らを正当化することもなく、

反対にいかに卑劣な冷たい人間だったかを語ります。

剣を持つものが彼の話を聞くことで嫌気が差し、

剣を放棄することを恐れて、

梶原に剣を放棄しないことを約束させるほどです。






この物語では「龍馬暗殺」の実行犯も彼なんですよ。

斎藤一が関わったすべての事件について語っていますが、

どれも明るい話題ではありません。






そんな中でチョッと嬉しいのは、

斎藤が土方を高く評価しているところでしょうか。

彼の命令ならどんなことでもしてしまうくらい、

彼については絶大なる信頼を置いているようです。





また沖田総司についても剣の腕前を認めていて、

沖田ファンにとっては、嬉しくなる場面でもあります。





この物語でのキーマンは、市村鉄之助。

彼は土方歳三の遺品を、

日野の佐藤彦五郎(歳三の義兄)に届けるために、

土方の命令で戦地の箱館を脱出したことで有名ですよね。






この物語では、斎藤一のただ1人の弟子として

登場しています。

時には斎藤にボコボコに殴られ、蹴られながらも、

健気に彼に付き従う姿が痛々しいです。






斎藤一に対峙し、

まるで鏡に映ったもうひとりの斎藤のように

(この物語では斎藤は左利きなので)

狂いなく斎藤の剣技を模写していきます。





そんな二人の、必然とも偶然とも思える再会。

斎藤はある決意をして、

再会した鉄之助に会いに行くのですが、

お互いの裏の裏をかいた結末に、

心苦しくもなっていきます。






浅田次郎氏の描く新選組物語は、どの作品も

哀愁や悲しい愛情が感じられます。

心悲しく感じる部分は

共感を与えることにもなるのでしょうが、

今回に限っては、この結末には辛すぎるものがありました。






もちろんこれは私の感想で、

感じるものは人それぞれだと思います。

でも、命にかかわる辛いことを体験したばかりで

まだその傷が癒されていない場合には、

この本を読むのはキツイかもしれません。






さて、重い結末の話で終わるのは不本意なので、

最後はチョッと軽い話題で閉めたいと思います。

「一刀斎夢録」の一刀斎とはなんのことでしょう?





一刀斎の「一」の部分を「はじめ」と読んで、

逆に並べると「斎刀一(さいとうはじめ)」

警視庁での斎藤一の隠語なんだそうですよ。





そこだけ「なるほど〜」と思いました。


一刀斎夢録 上下巻
浅田次郎著



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斉藤一、晩年の写真

  • 2011/09/11(日) 00:14:36

人づてに

斎藤一の晩年の写真が、今度の菊地明先生の本に載るらしい』


ということを聞いていたので、発売日を心待ちにしていました。




8月20日(発売日)になったので、早速お取り寄せ。

今日 読み終わりましたよ





その本の名は、

新選組組長・斉藤一
菊地明著/PHP研究所


一冊、まるまる斉藤一の本ですよ。





本が届いて「よし、読もう!」と思う前に私がしたことは、

お察しのとおり斉藤一の写真探しです

読んでいるうちには必ず見つかるでしょうけど、

やはり気になりますものね。





でも、すぐ見つかると思っていたのに

なかなかありませんでした。

根気よく探してやっと見つけましたよ、あとがきに。





斉藤一の写真といえば、

西南戦争凱旋時の警察の集合写真が有名ですよね。

(この本の表紙にもなっています

でもあの写真が斉藤一だという、確たる証拠はないそうです。





この本に載せられた写真は、一の晩年の頃のものですが、

身内の結婚式の集合写真というもので、

名前がしっかり書かれているそうなんです。





未公開の写真があるっていうことは

以前から聞いていたので、

それがこの写真なんだと納得しました。





ただ写真のそのお顔は、かなりご高齢なお顔でしたし、

輪郭がぼやけてもいるようですので、

警察の写真の人と似ているといえば似てるし、

似てないといえば似てないし…

私には判断がつきかねませんでしたよ

(でも本人の名前入りですからね)





ですから、もしあなたも気になるようでしたら、

書店で確認してみて下さいね。





さて本の内容のほうはといえば、

今まで「謎」とされてきた斉藤一について、

いろいろな史料(新史料も含む)を踏まえて、

かなり具体的に書いてあります。





彼の「出生について」や「試衛館門人説」

「一は左利きだったか?」とか

「龍馬暗殺にかかわったのか?」など、

面白い話もたくさん登場しています。





私が興味を持ったのは、会津戦争での彼の足跡や、

斗南を経て東京に戻ってからの生活など。

特に会津戦争部分では、まだ空白の部分もありますが、

読み進めていくにしたがい、彼とシンクロして

一緒に歩いている気分にさえなってきましたよ。





今まで出版された斉藤一の本の中でも、

かなり詳しく書かれている本ですので、

彼について、深く知りたいと思っていたなら、

読んでみると面白いです。

よかったら読んでみて下さいね〜


追記…記事アップの時「未公開」と書きましたが、
   既に公開はされていたようです。
   (あまり知られてはいないようですが)
   文字訂正致しました。ご了承下さい。(9/12)


新選組組長・斉藤一
菊地明著/PHP研究所

本の表紙にもなっている
この写真には見覚えありますよね^^



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久しぶりに読んだ、長編新選組小説

  • 2011/07/16(土) 12:22:14


昭和27年ごろに、新選組の

3部作の映画があったらしいです。

主人公を片岡千恵蔵が演じていて、

なかなかに見ごたえがあったようですよ。





その映画は、今はもう見ることはできそうにもありませんけど、

原作本は市場に出回っています。

偶然にも我が家にあったので、読み直してみました





長編小説というくらいですから、すごく長い物語でしたよ。

これは昭和25から26年に新聞掲載されていたそうです。

どっぷり新選組に浸かりたいというなら、

このくらい読むことができればいいですね



新選組 村上元三著




我が家にあったのは、

東京文藝社から出版されたものですが、

今は文庫本が出ているそうです。





主人公は秋葉守之助という架空の人物です。

彼は幕臣の家に生まれながらも妾腹の子ということで、

母違いの兄に小さい頃からいじめられ、父亡き後は

家にいづらくなり家を飛び出します。

その後は何をするともなく、浮き草のような生活をしています。





それでも若いときには向学心に燃え、

長崎に修行にも行って、新式銃の撃ち方や

外国語を身につけてもいるのです。

後に江戸へ戻るのですが、

新知識を役立てることなく暮らしているんですね。





そんな彼が、江戸で春駒屋おくらという芸人に出会い、

新選組を結成する前の近藤勇や土方歳三に出会うことで、

物語が始まります。





守之助には好きな女性がいて、その彼女との関わりで

江戸にいられなくなり命も狙われます。

彼女は全編で登場し、そのため時には

恋愛小説を読んでいるようにも感じるのですが…^^;

でも彼女がいないと物語が動かないので、これはしかたないか。





京都に行った守之助は、

ある人物のいいつけで新選組に入隊します。

始終当事者ではなく、第三者的視線で

新選組内外で起こった事件を見ていますが、

近藤勇という人物に接していくうち、新選組に興味を覚え、

離れられなくなっていくのです。






第三者のつもりでも、自分の意思とは関係なく

守之助は新選組の事件にことごとく関わっていきます。

危険な目に何度もあいながら、

いつも窮地を脱することができるのは

この物語の主人公だからでしょう。

(土方からも命を狙われますけどね^^;)





こうして守之助を通して新選組史が語られているのが

この本の特徴です。

近藤勇や土方歳三の最期も、

守之助によって見届けられています。

土方の死亡日時が史実とは違っていたりしますが、

それは物語の場を盛り上げるためと思って

読んでいただければいいでしょう





あっ、そうそう。

肝心なことを書き忘れていました。

この本での近藤勇は、

実直でいい感じに描かれていましたよ。

沖田総司も剣士らしい、いい青年でした。





反対に土方歳三は猜疑心が強くて自信家で、

鬼の土方全開です。

でも後半に行くにしたがい、変わっていき

多少好感の持てる土方になっていました。





最期の場面では土方の思いも感じられますよ。

長い物語で大変かもしれませんけど、

あなたが読もうと思ったときにも、

最後までじっくり読んで頂けたらと思います



新選組 村上元三著
今は、三部作の文庫本で出ています^^




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月下と花天

  • 2011/04/27(水) 23:28:38


近藤勇の妹が登場する小説

「恋する新選組」
を書かれた 越水利江子氏。




彼女は児童文学作家で、

数年前の「総司忌」の講演会で

ご自身の新選組話をされていましたよ




講演会のときに「恋する新選組」以外にも

新選組を題材にした小説を書いていたという話があって、

どんな本だろう?と気になっていました。




その本をインターネットでみつけて

手に入れたので、早速読んでみました

それが、こちらの本ですよ。




月下花伝 〜時の橋を駆けて〜
越水利江子著/大日本図書



花天新選組 〜君よいつの日か会おう〜
越水利江子著/大日本図書




はい、この2冊です。

『大日本図書』というと、

学校で使う教科書を連想しますね。




「教科書ばかり出版している会社」と思っていましたが、

こういった本も出版しているんですね。

「児童文学」の絡みなのでしょう




どちらもハードカバーで表紙のイラストがステキです。

イラストから見ても女性向けですよね。




「総司忌」で聞いたお話ですと、

この2冊はどちらを先に読んでもいいとのことでしたが、

一応「月下花伝」の方が最初のお話です。




主人公の月倉秋飛(あきひ)は、姉と共に、

龍月館という剣道場を営んでいた祖父に育てられていました。

でも祖父が急死し、高校を退学して仕事に出ることにしたのです。




その仕事場が京都太秦の撮影所。

秋飛は「女優になりたい」と、そこで仕事を始めます。

とはいっても彼女の役はといえば、エキストラの仕事ばかり




それでもある日、

彼女が剣術に通じていることをスタッフが知り、

人気俳優の殺陣の吹き替えの仕事が入ったのでした。 




こんな風に話すと、新選組との接点が

全くないような小説なんですけど、

じつは総司が秋飛の前に現われるのです。




つまり「過去の人が未来に来る」

という話になるんですね〜。

でもこの話の場合は、総司の意思だけが

未来に来るという感じなんですけどね。




それで「花天新選組」では、

現代人の秋飛が過去の総司のいる世界に行く、

という逆の話になっています。




こちらも意思だけが過去に行くので、

過去の部分では秋飛本人の身体は登場しません。

じゃあ、どうなっているかといえば、

ネタばらしになるので、そこはヒミツです。
(読もうと思っている方に悪いので^^;)





あとは定番の「新選組で生活する」

というお話になるわけですが、この小説では

「総司の最期」の部分まで書かれています。




時空間超えの話で、ここまで書かれることは

滅多にないんですけどね。




発想的には面白い部分もいくつかありましたけど、

所々に説明不足の感があり、読み終わった後に

未消化な気持ちが残ってしまいました




一応、SF小説だろうと思うので、不足の部分は

自分で想像すればいいか、とも思うんですけど、

それにしても、このモヤモヤはなんだろう?




もしあなたがこの2冊を読んだときに、

同じような思いを感じたら、どうぞ教えて下さいね。




文字も大きく、小中学生の少女向けかもしれません。

総司が好きな女の子に読んで欲しいと思います




個人的には「恋する新選組」の方が好きです。

でもどちらが好きかは、全部読んでみないと比べられないので、

一応読んでよかったと思っています。


ほら、表紙がキレイでしょ^^

 

月下花伝 〜時の橋を駆けて〜
越水利江子著/大日本図書


花天新選組 〜君よいつの日か会おう〜
越水利江子著/大日本図書




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新・新選組三部作

  • 2011/01/28(金) 10:44:05



新選組ファンの間で新選組三部作といえば、

子母澤 寛著の

・新選組始末記
・新選組遺聞
・新選組物語
 

のことを言うんですけどね





最近、それとは別に新しい「新選組三部作」

というのがあるみたいです。それはなにかといえば、

浅田 次郎氏の

・壬生義士伝
・輪違屋糸里
・一刀斎夢録


のことだそうですよ。





「壬生義士伝」
といえば、

主人公は新選組隊士の吉村貫一郎で、

「家族のために新選組に出稼ぎに来ていた人」

として新選組ファンの間ではみんな知っていっていますけど、

はっきりいって、そんなには興味を持たれなかった人でした。







ですから、本が出版されたときも

「あの吉村貫一郎の話なんだ〜」くらいで、

あまり私の周辺でも騒がれていませんでしたね。

私自身も「そのうち読んでみよう」くらいで、

実際に読んだのは だいぶ経ってからでしたよ。






でもその後、テレビで長編ドラマ化されたり、

映画化されたりして一躍有名になっていましたっけ






「輪違屋糸里」
は芹沢鴨暗殺の話の中に

一瞬だけ登場する島原芸妓・糸里の話でしたね。

史実では暗殺現場にいただけの人だったのに、

よくもあれだけ話を膨らませられるものだなあ、

小説家ってスゴイな、なんて思ったものです。






それでも読んだのはテレビドラマ化されてから

という遅いもので、しかも文庫本になってからでしたよ。

つまり私の中では浅田次郎氏の新選組本は、今まで

「そのうち読もう」くらいのものだったんですよね。






でも、「一刀斎夢録」は別っ!

すごく読みたいっ!!







だって主人公が斎藤一なんですよ!

しかも戊辰戦争後、明治時代、

警視庁抜刀隊として西南戦争に行き、

そこでかつての新選組隊士と再会するという話。






これは、すぐに読みたいと思う題材ですよ






「一刀斎夢録」は「週刊文春」で

2008年10月から2010年6月まで連載されていた小説です。

この1月に新刊本として書店に登場しました

連載だと毎回の発売を待たなければいけませんけど、

これでまとめて読めるわけです。







先日別件で書店に行ったら、

ちょうど小冊子が置いてあって、

表紙に土方さんが載っていたのでしっかり貰ってきました。

その小冊子が「一刀斎夢録」刊行記念の小冊子だったんです。






まだ小説の中身は読んでないのでよくはわかりませんけど、

その冊子によれば、明治になってからの斎藤一の話が出てくるようです。

しかも西南戦争で再会するのは、

土方歳三が形見を託した少年です。

(もちろん名前はわかりますよね






彼が佐藤家を立ち去ってからの話は、

史実でも定かではないようですが、

「西南戦争に参戦した」という噂もありますよね。






その部分を浅田次郎氏が

どのような展開で描いているのかが、

すごく興味のあるところです






「今読んでいるところ」という人は、

けっこういらっしゃるみたいなので、

私も近日中にその仲間に入るつもりです。

面白かったら、また感想を書きますね。


一刀斎夢録(上)
浅田次郎著/文藝春秋

上・下巻で刊行
上巻の表紙はこんな感じですよ



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池田屋跡、その前は何屋さん?

  • 2010/11/29(月) 14:51:39

元治元年6月5日、

「池田屋騒動」と呼ばれる事件のあった池田屋は、

その後買い取られ、佐々木旅館と改名され営業されました。

でも昭和の初めの頃に老朽化で取り壊されたとか。






平成の現代ではその場所に、

居酒屋さんが建てられていますよね。

幕末をイメージさせるモニュメントで飾られ、

幕末ファンには楽しい限りです。






ちなみにその居酒屋ができる前は、

パチンコ店でしたよ。知っていましたか?

その前がケ○○ッキーフライドチキンのお店でしたね






それじゃあ、その前は

いったい何屋さんだったでしょうか?







答え。

私の記憶では、確か雑居ビルでしたね。

その証拠がこちらの本に載っています




写真で見る 
みんなが好きな京都今昔物語
結喜しはや著/新人物往来社







この本の168ページ下部にある写真がそれで、

「池田屋ビル」と呼ばれていました。

そのビルには、いくつかの飲食店が入っていて、

階段を上がっていくと「トリトン」というお店もありましたよ。

そのお店の名前が、この写真の中にもありますね。







もうだいぶ前のことになりますけど、覚えているものですね〜。

この写真を見ていたら当時が懐かしくなりましたよ。







ところで、この本は何かというと、

幕末から明治・大正・昭和に撮影された写真をメインとして、

京都の名所・旧跡、幕末の歴史をたどることができる、

京都や幕末が大好きな人には、とても楽しめる本なのです。







例えば今でこそ修学旅行生が多数訪れる二条城も、

明治や大正の頃ではその周辺の様子は違いますし、

玉砂利の敷かれた通し矢で有名な三十三間堂

昔はお堂の周りは土がむき出しのままでした。






実はですね〜、私は新選組が好きなので

何度も京都を訪問しているんですけどね。

その都度、現地では幕末の面影を追って

遠い昔をイメージして楽しんでいたんです







でもこの本に載っている写真を見たら、

思い描いていたものがことごとく、

吹っ飛んでしまいました^^;






だって新選組が一時警備をしていた二条城に

お堀はなかったみたいだし、

安藤早太郎さんが通し矢をした三十三間堂も

思い描いていたよりずっと、

町の人に親しみ易い感じでしたからねっ。







イメージがかなり違う…







「百聞は一見にしかず」


とはよくいったもので、写真1枚でも

当時の様子がすごくわかるんですよ。







しかもこの本の著者は、京都生まれの幕末維新研究家、

そして紀行作家でもある結喜しはや氏です。

彼女は新選組好きでもあるんです






つまり地元民なので、

京都の裏話(?)も知っているし、

新選組好きなので、新選組(&幕末)好きな人が

知りたいような事柄もよくわかっているわけです。






そんな地元民と新選組好きの強さを備え、

写真を交えて、細かく解説しているのが

この本なんですよ。






ちなみに私が個人的に興味を持ったのは、

やはり新選組についての項でしょうか。

現存しているほうじゃなく、昭和まであったという

芹沢鴨の初代の墓の写真(初公開写真)も載っているので、

あなたも新選組ファンなら、ここは見る価値大いにありですよ。






「京都大好き」というなら、

ここに出てくる名所旧跡の数々を見て下さい。

渡月橋の昔の様子なんか、きっと驚くことでしょうね






というわけで、私もしばらくこの本を読みながら

自分のつくったイメージを想像し直すつもりです。

京都にも、また行きたいですね〜。


写真で見る 
みんなが好きな京都今昔物語
結喜しはや著/新人物往来社

京都旅行の時に持っていっても
いいですね〜^^


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近藤勇の妹が出てくる物語

  • 2010/09/24(金) 13:32:20



この連休中に、今年の「総司忌」で講師をされた

越水 利江子先生の小説を読んでみました。

それが、こちらの本ですよ





恋する新選組 全3巻
越水 利江子著/角川つばさ文庫





全3巻とも表紙が可愛いらしくて、

主人公の宮川 空(そら)ちゃんと沖田総司が載ってます。





「宮川」と聞いてピンとくるかもしれませんけど、

この空ちゃん、じつは近藤勇の妹なんです

といってももちろん小説の中のお話で、

実際には近藤勇には妹はいません。





でも考えたもので、

妹といっても空は「捨て子」という設定なんです。

宮川三兄弟のもと、のびのびと育てられた女の子なんですね。

兄たちと一緒に剣術もしていますよ〜






内容をチョッとだけお話しますと、

勝兄ぃが近藤周斎の養子になって近藤勇と名乗り、

試衛館に移ってから数年後のこと。

13歳になった空は勝兄ぃのような立派な剣士になる!

と誓って宮川家を出て、試衛館にやってきます。






そこで、試衛館メンバーに会うわけですね





そして土方さんがらみの女性問題(?)に巻き込まれ、

試衛館のメンバーがひと暴れ。そんな風にいろいろと騒動のある

試衛館ですけど、彼女にとっては楽しいものでした。





でもある日、彼らは空を残して黙って京都へと旅立ちます。

もちろん彼女はそのまま待ち続けるつもりは毛頭なく、

彼らを追って京へと向かうのでありました。





これ以上お話を説明すると、

読むとき面白くないので書きませんけど、

もうひとつだけいっておくと、

意外な人物らとも仲良しになりますよ






この「恋する新選組」は小学校上級生から読める

少しやさしめの新選組本です。

角川つばさ文庫は十代はじめの年齢層の子供達に、

読書するきっかけにしてもらおうと作った文庫なんですね。





ですから読みやすさは抜群です。

血なまぐさい部分は少なく、またあってもさらりと描かれていて、

初めて新選組に接する方でも抵抗なく読めます。





もちろん新選組のことをよく知っていて

「新選組はこんなにきれいじゃない!」

なんて怒る人もいるかもしれませんので、

史実を大切にしているなら、この本は

おすすめできませんけどね。






越水利江子先生も新選組は大好きなので、

チョッとした隊士らのエピソードが盛り込まれているところに

ファンを喜ばせるところがあって楽しめますよ。

(例えば歳さんの沢庵好きとかね…)







子供達の読書離れが叫ばれている昨今、

読解力(国語力)の養成の意味も兼ねて、

どうぞお子さんに紹介してみて下さいね。

特に女の子におすすめしときます。






そしてついでに、この本からスタートして

新選組にも興味を持ってもらいましょう。

もちろん大人も楽しめますよ。

よかったら親子で読んでみて下さいね





越水利江子先生の新選組を題材にした小説は

他にもあるので、また機会をみつけて

読んでみたいです



恋する新選組 全3巻
越水 利江子著/角川つばさ文庫

こちらが空ちゃん、可愛いでしょ^^



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新選組ファンを作ろう♪

  • 2010/06/30(水) 23:43:10



昨年の10月23日付けで、ご紹介した本が

やーっと出ましたよ

どんな記事だったか覚えていますか?

こちらです ⇒ 過去記事







朝日ジュニアシリーズの「マンガ日本史」です。

50人の人物にスポットをあてて、

その人物を通して時代を読み解くというものです。






35人目の人物は、江戸時代最後の侍。

箱館戦争で己の信ずるままに戦いぬいた男の登場。






そうです。土方歳三です

マンガ日本史 第35号
土方歳三







や〜長かったですね。10月に刊行されて35週目、

やっと土方さんが登場しましたよ。

しばらく忘れていたのですけど、ふっと思い出して、

そろそろ登場では?と思っていたところ書店にありました。








表紙を見ればすぐわかりますよ。

土方さんらしい、カッコいいイラストが

ババーン!
と載っていますからね







さて、中身の方ですけど、

学習指導要領に対応している内容だそうですよ。

「そうです」というのも、どの辺りが指導要領なのか

はっきりとはわからないもので…^^;







箱館戦争がメインで載っているので、たぶん

「江戸時代の最後」という部分で

教科書に準拠しているという事かもしれませんね。







でも教科書などに比べると、旧幕府軍

(というより土方さんかな^^)については丁寧に描かれていますよ。

エピソードも何気に入ってます。

ですから、意外と好感が持てる内容になっています。







朝日ジュニアシリーズというくらいですから、

お子さん対象の本なんでしょうけど、

これならどんどん読んでもらいたいくらいです







オールカラー。マンガ日本史なので

35ページ中26ページがマンガですけど、

その部分ももちろんフルカラーです。







絵は碧也(あおまた)ぴんくという方が描いていますが、

なかなか魅力的な土方さんに仕上がっていて、

すべてがカラーの土方さんなので、ステキですよ♪







ただしお子さん向けなので、箱館戦争について

すごく詳しく載っているわけではありません。

物足りなさを感じるかもしれませんので、

その辺はご注意下さいね。






お子さんに興味を持ってもらうキッカケにするなら、

このくらいで充分かもしれません







あとはあなた自身がお子さんの語り部になって、

箱館戦争について熱く語ってあげるといいですね

そして正しく新選組を理解してもらって、

新しい新選組ファンを作って欲しいです

(よろしくお願いします^^)







この本、意外と人気なのか書店にないかもしれません。

私も数件探して、やっと1冊見つけたくらいですからね。

でも諦めずに探してみて下さいね〜


土方さんのイラストが表紙ですよ^^



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京都に行く予定はないんですけど^^;

  • 2010/06/27(日) 23:33:28



今年の夏休みは、

函館へ行こうと計画を立てている最中です。





今日は一緒に旅する予定の友人Kちゃんと会い、

史跡めぐりの大まかなコースを決めて、

ホテルや飛行機の手配もしてきました。





一気に函館モード突入です♪





行きたいお店もチェックして、

あとは細かい部分を調べるだけですよ





ついでに函館の最新情報を得ようと思い、

書店に行ってガイド雑誌を物色してみました。

最新本もいろいろありますよね。

そこでふたり、すごく気になる本を見つけて購入したのです。

…京都の本^^;






京都の本?

函館の情報を得ようとしたのに?






だって、面白そうだったんですもの〜

ふたり一緒に興味をそそられてしまったのが、こちらの本ですよ。


龍馬&新選組 京都幕末案内









京都のガイド雑誌ですけど、

「幕末案内」っていうくらいなので

幕末史跡メインで載っています。






長州・薩摩藩邸跡などの名だたる史跡はもちろんのこと、

戊辰戦争の東軍側の墓地など、

普通のガイド雑誌ではチョッと案内されていないような、

あまり有名じゃない場所まで載っているのが特徴なんですね






これなら京都めぐり初心者でも、

また一通りメインの史跡めぐりをした人でも楽しめそうですよ。

モデルコースもあるので、実際に行くときにも

無駄なく史跡めぐりができそうです。






他にも、池田屋跡の居酒屋などの気になるお店も満載ですし、

漫画まで載ってたんですよ。(おみやげも^^)






こんな感じの本なので、

京都に行く予定はしばらくないのですけど

買ってしまったというわけです






函館・京都・会津。

行きたい所は沢山ありますね。

いつか京都・会津に再び行くときまで、これらの本で楽しんでおきます。






あっ、それで 話は戻りますが

函館のガイド雑誌の方ですけど、そちらもしっかり手に入れましたよ

Kちゃんが1冊購入したので、

函館に行くとき飛行機の中で読ませてもらうつもりです


龍馬&新選組 京都幕末案内

これなんですよ〜。
書店で見かけたら、中身覗いてみて下さいね^^



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