日本橋七福神めぐり(その2)

  • 2012/01/09(月) 22:06:53

「日本橋七福神めぐり」のお話の続きです。

前回のお話はこちらでした ⇒ 日本橋七福神めぐり(その1)




まずはコースのおさらいですよ。

1.小網神社(福禄綬・辨財天) − 2.茶ノ木神社(布袋尊) − 

3.水天宮(辨財天) − 4.松島神社(大国神) −

5.末廣神社(毘沙門天) − 6.笠間稲荷神社(長寿神) − 

7.椙森神社(恵比寿神) − 8.寶田恵比壽神社(恵比寿神)


それでは続きとまいりましょう




5.末廣神社(毘沙門天)


松島神社から5分くらい歩いた所にあります。

ビルに挟まれながらも神秘的な空間を作っているのが、

こちらのお社です。



末廣神社
末廣神社 posted by (C)ルンちゃん



江戸時代初期にはこの辺りに吉原があって、

その守り神として崇められていたというから、

かなり古いものですね。

名前の由来は、延宝3(1675)年に社殿を修復した時、

末廣扇が見つかったことから名付けられたとか。





6.笠間稲荷神社(長寿神)


こちらも末廣神社から歩いて5分くらいの場所です。

日本三大稲荷である笠間稲荷(茨木県)の東京別社で、

紋三郎稲荷とも呼ばれています。

紋三郎稲荷という名前の由来は、一説によると

江戸時代に藩主牧野定通の一族である門三郎という人が

信仰心から多くの人々に功徳を与えたことにより

いつしか笠間稲荷を紋三郎稲荷とも呼ぶようになったとか。


笠間稲荷神社
笠間稲荷神社 posted by (C)ルンちゃん


江戸時代末期に笠間藩主・牧野貞直公が分祀したそうですが、

こちらも栃木県の笠間稲荷同様、

紋三郎稲荷とも呼ばれているようです。




こちらには、茶ノ木神社のように

両脇にお狐様がいらっしゃらないので

ひと目ではわかりにくいですけど、

鳥居の両方に「笠間稲荷」の提灯があるので、

それでお稲荷様と判断できますよ。





7.椙森神社(恵比寿神)


笠間稲荷神社から椙森(すぎもり)神社までは、

チョッと歩きます。

それでも12〜3分くらいですから、近いものですよね。

この神社では参加者の皆さんがすべて並ぶので、

長い行列ができていました。

なぜなら、ここで

記念品の引き換え券に押印してもらうからです




椙森神社
椙森神社 posted by (C)ルンちゃん




本堂へのお参りはしない人もいるので、

こちらはそんなに長時間は並ばずにお参りできました。

この神社はすごく古くて、平安時代

藤原秀郷が平将門を鎮圧するために

戦勝祈願したところといわれています。





また江戸には「江戸三森」というのがあって、

「鳥森神社」「柳森神社」そして

この「椙森神社」がその神社にあたります。

敷地には「富塚」という富くじの碑があって、

宝くじの当選祈願に訪れる人も多いらしいですよ。

私も大いにあやかりたいものです♪





この椙森神社で七福神めぐりの色紙のご朱印は終わりです。

でも、もう1ヶ所神社があるんですよね〜。

そちらへ参ります





8.寶田恵比壽神社(恵比寿神)


椙森神社から歩いて7分くらい。

町並みを何気なく歩いていると、

ビルの町並みに混ざって神社もあります。




寶田恵比壽神社
寶田恵比壽神社 posted by (C)ルンちゃん



この神社は昔、宝田村の鎮守様でしたが、

江戸城を拡張するためにこの地に移ったそうです。

こちらの恵比寿様は運慶作とも左甚五郎作ともいわれています。

なんでも江戸開発に尽力した馬込勘解由が、

徳川家康から譲り受けたものだそうですよ。





こちらの神社も椙森神社と同じ恵比寿様です。

恵比寿様がダブルためか、

こちらではご朱印は頂きません。

そのかわり、こちらをいただきます




べったら漬け
べったら漬け posted by (C)ルンちゃん



べったら漬けのおふるまいですよ♪

毎年10月19・20日に、ここで「べったら市」があります。

それは昔からあるそうですが、

当時は10月20日の恵比寿講の前夜に開かれたそうです。

この時、恵比寿講に使う鯛や神棚といっしょに

江戸名物の大根の浅漬けも売られたんだとか。





その浅漬大根に付いた糀(こうじ)を、売り子さんたちが

「べったら、べったら、買わないで通ると着物にくっつくよ」

と言って、通る若い女性にくっつけた

(もちろん戯れ事で^^)ことから

この市を「べったら市」と呼ぶんだそうです。



べったら市の碑
べったら市の碑 posted by (C)ルンちゃん


そんないわれのあるべったら漬けをいただいたわけです。

ある意味、縁起物ですね。美味しかったですね〜。

でも、できればお茶も欲しかったなぁ〜。





ついでながら、江戸の名物べったら漬は

徳川幕府最後の将軍・徳川慶喜公も

好んで食したそうですよ。

好物の豚肉と一緒に食べていたのかもしれませんね。




これで七福神めぐりは終わりです。

日本橋七福神はお気づきかもしれませんが、

8ヶ所全部神社なんですよね。

普通はお寺と神社が混ざっているものですが、

そんな所もここの七福神めぐりの特徴です。

しかも1時間半くらいでまわれるので、

初心者さんに向いてます





そしてもう1つの特徴は、記念品がもらえること♪

記念品欲しさに三越本店まで戻りますよ〜。

記念品交換は三越本店と山本海苔本店の2箇所で貰えます。

まずは、山本海苔本店に行って

限定5000個の干支小鉢を戴きます。

私が行った時はすぐ貰えましたが、

その後すごく人が並んだみたい。

早めに行って正解でした




三越のれん
三越のれん posted by (C)ルンちゃん
三井越後屋を感じさせる のれん!
「デパートにのれん」が、なんか粋♪




そして三越の屋上で、壬辰の干支てぬぐいを戴きました。

三越では他にも、三越で開催される

絵画展の招待券なども戴けますよ。

年頭に縁起物を戴けるのは、嬉しい1年の始まりですよね。


記念品
記念品 posted by (C)ルンちゃん



こうして福をいただき、今年も良いスタートをきりました。

またいろいろある1年になると思いますが、

出来る限りのことを実践していくつもりです。

お互い、良い年にしたいですね


日本橋七福神めぐりの色紙
日本橋七福神めぐりの色紙 posted by (C)ルンちゃん


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  • 2012/01/07(土) 23:54:23

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします





昨年は個人的には忙しい1年でした。

ブログの更新もままならず、ネタがあっても

なかなか記事アップできないこともありました。

今年も既に同様な1年になりそうな気配ですが、できる限り

記事更新していきたいと思っていますので、

どうぞ遊びに来て下さいね





では、今年最初の記事です♪

今年も恒例になりました「七福神めぐり」からのお話ですよ。

毎年、新選組にちなんだ場所の「七福神めぐり」を

選んででかけていますけど、

今年は「新選組」というより、もっと大きな枠組みで

「お江戸」を意識して選んでみました。





それが日本橋七福神めぐりです

日本橋といえば

「♪おえ〜ど日本橋な〜な〜つ〜立ち〜」
でお馴染みの

東海道や中山道のスタート地点でもありますし、

江戸の中心でもありましたよね。

なんて、こんな風にこじつけていますが…





実は昨年の1月のことなんですが、

ウォーキングをしているお仲間さんから

「日本橋七福神めぐり」の楽しいお話を聞いて、

「ぜひ平成24年のお正月は日本橋七福神めぐりをしよう!

と心に決めていたのです。


七福神めぐりののれん
七福神めぐりののれん posted by (C)ルンちゃん


毎年、日本橋三越で行っている

「七福神めぐり」があるのですが、それに参加したのでした。

その名も

第27回 日本橋三越本店 日本橋七福神めぐり
です





これは日本橋七福会主催、中央区観光協会後援で

日本橋三越が行っているもので、

毎年すごい人気の七福神めぐりなんですよね。

1月4日に日本橋の三越本店に行って、入口で受付をし、

八つの神社をめぐって三越で引換券を渡すと、

記念品が貰えるんですよ〜




さて、4日当日、私が三越前に着いた9:45には、

既に沢山の人たちが並んでいましたよ。

スタートは10:30からでしたが、

並んでいる人の列が長かったので、予定より早く

10:00過ぎには始まりました。


最初にマップをもらう
最初にマップをもらう posted by (C)ルンちゃん


今回のコースはこちらです。

1.小網神社(福禄綬・辨財天) − 2.茶ノ木神社(布袋尊) − 

3.水天宮(辨財天) − 4.松島神社(大国神) −

5.末廣神社(毘沙門天) − 6.笠間稲荷神社(長寿神) − 

7.椙森神社(恵比寿神) − 8.寶田恵比壽神社(恵比寿神)


の計8ヶ所です。






七福神なのに、なぜ8ヶ所なのかといえば、

恵比寿様が2ヶ所にいらっしゃるからなのです。

今回も長くなるので、2回に分けてお話しますね。





受付で貰ったものはこちらです。

黄色いリボンと七福神めぐりマップと引換券が2枚。

リボンは歩いている間、目立つところに付けます。



案内マップ♪
案内マップ♪ posted by (C)ルンちゃん


反対まわりもできましたが、

マップどおりにいくことにしました。

要所要所に案内の人が待機しているし、

人数が多いので、前を行く人についていけば

迷うこともありませんからね。

こんなラクな七福神めぐりはありませんね〜

歩いて5分もしないうちに、1番目の小網神社に到着です。





小網神社
小網神社 posted by (C)ルンちゃん



1.小網神社(福禄綬・辨財天) 

すごく小さな神社なんですが、

約550年も前から鎮座する由緒ある神社なんですよ。

しかも強運厄除の総本山!

東京銭洗い辨財でも有名だそうです。

そんなすごいパワーのある神社だとは知らず、

めぐり終わった後に知ったもので、

大きなチャンスを逃してしまったかも。






神社の脇に銭の洗い場があったので、

お金を洗っておけばよかった。残念!





ちなみにこのとき驚いたのは、

道から手を合わせたり、お辞儀して通り過ぎる人が

多くいたことです。人が多いから

待たずに通りすぎるというわけですね。

私はしっかりお参りをして、参拝の色紙(ご朱印)もいただきました。





こちらの色紙は大変便利で、

最初に立ち寄った神社で色紙を求めて2千円払えば、

あとの場所では色紙を渡してご朱印を貰うだけなんです。

いちいち小銭を出さなくていいので、

これはすごくありがたかったですよ。





2.茶ノ木神社(布袋尊)


1番目から歩いて2分ほどのところにあります。
 
神社の周囲に茶の木が見事にあったので、

茶ノ木神社と呼ばれるようになったとか。

「稲荷」の文字はありませんけど、白きつねが両脇にあるので、

お稲荷様なんでしょうね。

江戸時代には下総佐倉城主(堀田家)の守護神として

祀られていたそうです。その後

七福神の布袋様が一緒に祀られて、今に至っています。



茶ノ木神社
茶ノ木神社 posted by (C)ルンちゃん





3.水天宮(辨財天)


こちらは安産祈願で有名な水天宮です。

久留米藩九代藩主・有馬頼徳公の上屋敷にあった水天宮が

こちらに移されました。




水天宮
水天宮 posted by (C)ルンちゃん
こちらは弁天様のお社です^^





頼徳公が加賀藩の前田公と能の芸を競うことになり、

辨財天に願をかけたところ勝利を得たという逸話があり、以来

宝生辨財天といわれるようになりました。

運慶作ともいわれ、芸ごとの他にも学業や金運にもご利益があるとか。

う〜ん、あやかりたいものですね





4.松島神社(大国神)


前の人についていくうち、いつの間に到着したのがこちらです。

なんで到着したのか わかったかというと、

大国様(に扮した方)が「ようこそいらっしゃいました」

と踊り(?)を披露なさっていたからです。






江戸時代、この周囲は歓楽街で人形細工職人や

呉服商人、歌舞伎役者たちの参拝が多かったそうです。

今は、鳥居をくぐると近代的なビルがあり、

そのビルの奥に神社があるんですね。

松島神社
松島神社 posted by (C)ルンちゃん
こんな感じです^^


11月には酉の市も開かれ、昔のように賑やかになるそうです。


続きはこちら ⇒ 日本橋七福神めぐり(その2)


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