新選組始末記

  • 2007/02/23(金) 10:19:53

本の紹介です。





新選組始末記
子母澤 寛/中公文庫





子母澤 寛氏の「新選組三部作」の1冊です。

ちなみに三部作とは「新選組始末記」「新選組遺聞」「新選組物語」のことです。

このうち一番最初に出版されたのが「新選組始末記」で昭和3年のことでした。

当時ご存命だった新選組隊士や、ゆかりの方たちの回想談や遺談を聞き集め、

子母澤寛氏独自の「聞き書き」の手法で 1冊の本に仕上げています。


以前は新選組ファンの「バイブル」とも呼ばれ、新選組好きは皆必読したものです。

(私も早くに読みました

しかし近年の研究から、この本には子母澤氏の創作部分も多く盛り込まれていることが

わかってきました。



例えば「壬生心中」



松原忠司という副長助勤だった隊士が、

ある日酒の勢いで通りすがりの浪人を斬ってしまいます。

その遺体を妻女に届けたことから、その妻女と親密な関係になり、

それが土方や隊士たちにも知れ渡り、最期には進退きわまり妻女と共に心中する

という話があります。


しかし これは実際にはなかったといわれています。




他にも創作部分はありますが、いろいろな話が盛り込まれているので、

今までに何度も映像化されたり、この本を元に沢山の小説が生まれてきました。

それに古老の話など実際の貴重な話も入っているので、やはり必読の価値はあると思います。



ハード本だと高価ですが 今は文庫本で手に入りますので、

機会があったら お手に取ってみて下さいネ。



新選組始末記の詳細をみる


rwn3.bana
歴史ブログ 幕末・明治維新
お楽しみ頂けましたら
文字をクリック願います。
ブログランキング参加中!
あなたの応援が私の励みです!
                 多摩人(たまびと)漫遊記 トップページに戻る

「新選組始末記」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
新選組の哲学 (2007/10/06)
幕末新選組拾遺帖 (2008/09/02)
久しぶりに読んだ、長編新選組小説 (2011/07/16)

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

始末記

自分がこの世界に入るきっかけ 個人がやってたサークルだったのですがその会員で現在何冊も共著で書かれてる方から言われたのが 新選組にハマるならまず新選組三部作を読め と言う言葉でした。その言葉通り三部作を読み 司馬作品他いろいろ読んで現在にいたってます。

同様です

私も「始末記」「燃えよ剣」は早くに読んだと思います。
それこそ沢山読みましたが、印象に残っている本といえば、やはりこの2冊は入りますね。

同じく

みんな似た道を辿ってきてるんですね〜(笑)
あっ、最近の本ならば、ぜひぜひ我が菊地先生の本を。
超絶お薦めです(笑)

持ってます♪

浅葱さん こんばんは

菊地先生の本 数冊持ってますョ。サインも頂いちゃいました♪
先生の1番最初に出版された本を持っているので、歳三忌の時見せたら驚いていました(笑)

先生の沖田の小説本ですか〜☆あれ見せると、先生すっごく恥ずかしがるんですよね〜(笑)

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する