聞きがき新選組

  • 2007/04/27(金) 10:52:47

土方歳三の従兄でもあり、

姉のぶの夫(つまり歳三の義兄)でもある 佐藤彦五郎。




その佐藤家には『今昔備忘記』と『籬蔭史話』

という家伝の和綴じ本があります。


『今昔備忘記』は彦五郎の長男源之助の著、

『籬蔭史話(りいんしわ)』は源之助の長男仁の著だそうです。




司馬遼太郎が「燃えよ剣」執筆のため 日野に取材に訪れた際

この和綴じ本を見たそうで、


市村鉄之助が佐藤家に訪れる場面が小説で具体的に書かれているのを

新人物往来社の大出さんが疑問に持ち、

当時の佐藤家当主の(あきら)氏に出所を伺ったところ、

書物の存在が明らかになったというものです。




実はこの本は「不許他見」で それまで佐藤家以外の者は

見ることが許されませんでした。

しかし 上記のようなことがきっかけで

┿瓩『籬蔭史話』の一部を編纂することになり

そして活字化されました。




「聞きがき新選組/佐藤 著(新人物往来社)」





嬉しいですね〜 そんな大切な本が読めるなんて。



内容はひと言ではいえないほど濃いです。



佐藤家が近藤や土方たちと深く関わっていた様子がよくわかります。

甲陽鎮撫隊が敗れ、日野(佐藤家)にまで東征軍の手が回ってきた場面や

市村鉄之助の日野訪問の場面は臨場感があり、

個人的に興味を持っている部分です。





この本は昭和47年初版として登場しましたが、

しばらく絶版になっていた時期があります。



どうしても欲しかった私は、人から借りて

江戸時代の人のように写本してみました。

(結構大変だった)




昔の様子を体験してみたかった等の理由なのですが

こんな物好きは私くらいだろうと思っていたのに、

最近同様のことをしていた人を知って びっくり




物好きはいるものですね(笑)




今は 再版されているので そんな苦労はなく見ることができます。

良かったですね〜





新装版で出ています(^^)
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この記事に対するコメント

実はまだ読んだことありません(汗
やっぱり読んでおきたい本の一冊ですよねー。

司馬先生はいろんな事実を隠しネタみたいに小説にちりばめているような気がします。
で、「ほーら、わかるかなー?」みたいないたずら心を感じます(笑)

燃えよ剣ももう一度読もう♪

そうですね

聞きがき新選組、
読んでおいて損はないと思いますよ〜。

本陣が非公開の頃は、この本に載っていた内部の間取図に想像をかきたてたものです^^
和綴じ本が「新選組のふるさと歴史館」で公開されたときは
「あれだ〜」って感動して楽しめました♪

司馬さんの本には小さい頃(中学生)から馴染んでいたので意識して読んでいませんでしたが、なるほどそうですか。
今度 気をつけて読んでみますね^^

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