鴨川物語

  • 2007/09/20(木) 11:31:36

今日は本のお話です



子母澤 寛の新選組といえば、『新選組三部作』といわれる

「新選組始末記」

「新選組異聞」

「新選組物語」


が あげられます。



こちらはご存知の方も多いでしょうね。




でも彼の作品の中で、新選組が頻繁に登場する物語が

他にもあるのです。




それがこちら
鴨川物語/子母澤 寛





以前私は、郷土史研究家のお宅でこの本を知り

是非読んでみたいと思っていました。

そして願いは叶い、1990年頃文庫本として登場したのです。

うれしかったですね〜




この作品自体は1964(昭和39)年2月に

中央公論社から刊行された作品で、

彼の晩年の作品となります(S43年7月に他界)。




子母澤氏が幕府側の人物・団体を題材に取り上げるのは、

彼の祖父が彰義隊の一員だったことが大きく影響していることは

想像に難くありません。




この本も勤皇方についても書かれていますが、

結局は幕府寄り、というか新選組寄りに重点を置いて描かれていて

新選組ファンにはうれしい作品となっています

三部作の続き(またはダイジェスト版かな?)のような感じもありますね。





お話は鴨川の三条河原に床見世を持つ

三兄弟の登場から始まります。

面白いことに三人それぞれに床見世を構え、

片や勤皇びいき、片や佐幕びいきで(もう一人はどちらでしょう?)

それぞれに活動していること。




そのため数々の事件に関わり、

時代に翻弄される女性に関わっていくことで、

次第に三兄弟がそろって同じ目的で活動していくのです。




新選組も多数登場しますので面白いですよ。

子母澤 寛の『新選組三部作』を読んだ方は

是非こちらも読んでくださいね。

『新選組三部作』がまだの方はそちらをお先にどうぞ〜






↑  ↑
「哀惜新選組」なんて副題もついて
2003年に徳間書店から再々版されました。

※初版本が欲しい場合は2、3年前に
 神田古本屋街で数冊みかけましたので
 そちらへどうぞ^^


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