新選組 永倉新八外伝

  • 2008/01/30(水) 10:07:06


     新選組二番隊隊長 永倉新八。

     江戸の試衛館時代から近藤勇らと親交があり、

     共に上洛、新選組幹部として京都で活躍。




     明治以降も生存した数少ない古参隊士の一人。






それはみなさんご存知ですよね。

では明治以降の彼はいったい

どのように生きたのでしょうか?




そう尋ねたとき、具体的な彼の足跡って

よくわからないのではありませんか。





その明治以降の新八の後半生を綴ったのが

こちらの本です。





新選組 永倉新八外伝/杉村悦郎著・新人物往来社





この本の著者、杉村悦郎氏は

新八のひ孫にあたる方です。


悦郎氏のお父様は新八の晩年8年間を

新八と共に暮らしていたそうですよ。





執筆にあたっては資料が乏しくご苦労されたそうですが、

活字化された新八の行動の部分を引用しつつ、

杉村家の人々の動向と家伝を交えながら、

今まで知らなかった新八の足跡を綴っています。





杉村家所蔵の家族や知人らの写真も掲載し、

新八が関わった人々に触れることで、

明治の新八の生活を垣間見ることができます。





実は新八は明治以降、

北海道の松前・小樽・樺戸と東京を

何度も往復した生活をしていました。





その間、近藤や土方たちの名誉復権のために

他の元新選組隊士と接触したり、

松本良順宅を訪問したりと各所に足を運んでいます。






新選組幹部で

同じように明治を生き抜いた人物に

斉藤一がいますが、

彼は一生涯「黙して語らず」を貫き通しました。




でも永倉は、終始「新選組」を背負って

生きていた感があります。





近藤や土方たちの名誉復権のために奔走した

彼の真の思いはなんだったのでしょうか?





この本を読み、彼の足跡を追うことで

少しは彼の思いに近づけるのかもしれません。




※今年の『歳三忌』での講演会の講師は杉村悦郎氏です。
詳細はこちら→『歳三忌』のお知らせ 







表紙は永倉新八ご本人ですよ^^

新選組 永倉新八外伝
杉村悦郎著・新人物往来社




その他の永倉新八関連本


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読みたいな♪

こないだ買った新選組本(藤堂平助の小説)は面白くなかったので・・(^^;)
これはおもしろそうですね。
今年はどの「忌」も参加できそうになくてちょっと寂しい(;;)

こんにちは☆

以前、読んだことがあります!!
しかし、内容を忘れかけています・・。
なので、もう一度読み直そうかと(>_<)
(最近、記憶力がどんどんなくなっていてダメです)

あと、勝手にブログでご紹介してしまって
すみませんでしたm(__)m

永倉新八

確かに新選組の名誉回復に尽力したのは有名ですよね。
板橋の墓地も永倉新八の尽力無しでは有り得なかった物。

だけど生き残り隊士はみんな新選組を背負っていたと思う。(他の隊士が背負っていなかったと言う事では無い)

よくわかりました

味のりさん こんばんは。

新八の後半生については断片的には知っていたものの
この本を読むことでより一層具体的な彼の足跡を
知ることができました。

新選組時代も波乱にみちていましたが、
明治以降の彼の人生も穏やかなものではなかったように感じられます。

味のりさんならどのような思いを受けるのでしょうか。
読んだときには是非感想をお聞きしたいです^^

読み直し

けろっぴ姫さん こんばんは^^

忘れていた本を読み直してみると、
また以前と違った思いが感じられて
それはそれで面白いですよね。

私も昔の新選組本を読み返して楽しんでいますよ。
特に最近は良い本をみなさんにご紹介したいと思い、
片っ端から読んでいます。
またステキな本をご紹介しますので、どうぞお楽しみに^^

すみません

元日野市民さん

私の書き方がいけなかったですね。

もちろん新選組隊士すべての人が
新選組を背負っていたことは間違いないと思います。
忘れろっていったって忘れられるものではありませんからね。

ただ、新八の新選組時代からの様子や
近藤や土方との別離以降の行動等を追ってみると
他の隊士たちとは違った思いをなんとなく感じるのです。

それはなんだといわれても、私にもはっきりわかりません。

うまく表現できず字足らずになった感は否めません。
どうもすみませんでした。

永倉新八

ルンちゃんすみません
僕もコメントの仕方が悪かったです。
もちろんそんな意図で書いてない事は承知してます<(_ _;)>
永倉新八は同志だ部下だで仲違いして近藤らの元を去ってますが晩年の新選組の名誉を取り戻したりかつての仲間を追悼する行動は他の生き残り隊士とは違いますよね。
その面はルンちゃんと同意見です。

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