池田屋事件 陰の功労者の真相

  • 2008/06/05(木) 12:14:20



今日は6月5日 池田屋事件のあった日です。





池田屋事件とは?
⇒ 『池田屋事件』の過去記事





池田屋事件といえば

山崎蒸(すすむ)のことを

思い浮かベる人も少なくありませんよね





山崎蒸さんといえば、

医家または薬種問屋の倅(せがれ)ともいわれ

壬生で新選組が隊士募集を始めてすぐに

入隊した人だといわれています。
(でも実際のところ詳細は不明)





京阪の地理に詳しいことと

本人の密偵としての才もあり、

諸士調役兼監察として新選組で重きをなし、 ←隊内外の取り調べ

日々、情報収集に努めました。





彼の名がひんぱんに登場するのは、

池田屋事件
でのこと。






予め情報により、

池田屋に目星をつけていた山崎は薬屋になりすまし、

大阪の商人からの紹介状まで用意するという

周到な立ち回りで池田屋に潜入します。





そこで、浪士らが集まる日を探り出し

新選組と連絡を取るのです。

当日には隊士達が来る頃を見計らい

木戸のかんぬきをはずし仲間の侵入を助けます。





そして池田屋事件勃発!


新選組の名が天下に轟く

一大事件になったというわけです






いわば山崎蒸は、

この事件の新選組側のキーマン

真の功労者になるわけですよね。





でも…実はこのお話、作り話らしいですよ〜






それが証拠に

池田屋で戦って恩賞を受けたメンバーの中に

山崎蒸の名前は入っていません。






この時期、彼は他の探索方とともに

情報収集には努めていたようですけどね。

(屯所待機組だったのではないかともいわれています)




とはいうものの、

山崎さん自体は実在の人物で

密偵としてかなり有能な方だったようです。

近藤勇からの信頼も厚い方でした





近藤勇が長州偵察の為広島に赴いたとき、

同行者の中に彼の名前もあります。

近藤ら一行がさっさと京都に戻った後も、

1年程広島に滞在し、長州藩の動向を探るべく

探索していましたからね。






彼の書いた「取調日記」は今も現存し、

当時の貴重な資料ともなっています

(日野市新選組ふるさと博物館にありますよ〜^^)





池田屋での話は、

未知の部分が多い山崎さんだからこそのお話。

なんとなく魅力的な人物なんですよね〜。

(私も好き^^)






山崎蒸さんが活躍する池田屋の話は、

物語としてみるならば

それはそれで楽しいです。





特にTVドラマの「新選組血風録」「燃えよ剣」

どちらも甲乙つけがたい

山崎蒸のための池田屋の話となっています
(ふたつとも司馬遼太郎原作)




「新選組血風録」で山崎蒸を演じた坂口祐三郎さん。

そして、「燃えよ剣」の中野誠也さん。





今日、帰ったら久しぶりに

彼らの雄姿を見てみようと思います





☆新選組血風録のDVDなど




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この記事に対するコメント

今日は池田屋事件発生の日でしたね。

「組!」で放送された池田屋事件を思い出しますね。

昔の・・・

暦は面倒くさいですよね〜(^^;)
変換ツールだと7月8日なんですね。
あっつい季節ですよねー。
山崎さんはその最後もはっきりしないですよね。
わたしはもちろん、船から海葬にした説が好きです(^^)
取調日記は本になってないんですかね??

組!

副長さん こんばんは。

「新選組!」では各隊に分かれての
浪士捜査が面白かったですね。
実際もあんな感じだったのだろうと思います。

残念ながら「山崎の池田屋潜入」は「組!」にはなかったですけどね^^;

水葬

味のりさん こんばんは。

山崎さんの水葬、実際のところ どうだったのでしょう?
それが本当ならドラマチックですよね。
水葬自体、あったともなかったともいわれ
いまひとつはっきりしていませんね。

「取締日記」は既に活字化されていますよ。
以前購入して、手元にあります。
25ページ位のものですが、本というより束という感じのものです。

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