西洋流砲術演武、再び

  • 2008/08/04(月) 11:09:28

日野市立新選組のふるさと歴史館で、今

企画展を行っています




第1回企画展
「鉄砲から見た近代の夜明け」

平成20年7月19日(土)
        〜8月31日(日)





それにあわせて、西洋流砲術の演武もありました。





この演武は2月にも開催されたものです。

こちらでもレポートしましたよね。

過去記事⇒ 西洋流砲術演武レポート





企画展を見るついでに

また演武も拝見させていただきました。

また音に驚きましたけどね





演武自体は前と変わらないので

レポートは省きますけど、

(過去記事よかったら見て下さい^^)






あのとき疑問に思っていたことなどを

ちょっとまとめておきたいと思います。






演武を行った「西洋流火術鉄砲隊保存会」

西洋流砲術の開祖である高島秋帆(しゅうはん)が

日本で一番最初に洋式調練を行った

徳丸ヶ原(今の東京都板橋区高島平)の地元で、

西洋流砲術の研究を志す有志の方々が作った会だそうです。





西洋流砲術の研究・保存と地元の活性化という目標を掲げ、

国内外のイベントにも積極的に参加しているようですよ。






西洋式演武というと、

初めて演習を行った1841(天保12)年という幕末の頃を考えれば、

ゲベール銃とかミニエー銃とか出てきそうなものですけど、

演武で使用していたのは前回も今回も火縄銃でした。






これは、燧石式(火打ち石のしょう石を使う)のゲベール銃が希少な銃であることと、

雷管式(激鉄を使う)のゲベール銃が銃刀法の関係で使えないための、

配慮からだそうです。






その他にも、和流の火縄銃のため銃の先に銃剣が装着できず、

銃剣突撃の再現演習はしていません。

また火薬が危ないので銃陣を密集させての発砲もしていません。

(参照:西洋流火術鉄砲保存会HP)






それでも真近で見る演武はとても迫力がありますし、

作法に則っての動作は、

一つの武道を見ているようでとても興味深いですよ。






ところで、企画展開催中の歴史館の方には

たくさんの銃が展示され、

本物の他に、複製のゲベール銃も展示されています。






その複製のゲベール銃だけは

手に取って見ることができるのです。





もちろん私も持たせてもらいましたが、

それが思った以上に重いものでした。

何でも4キロくらいあるそうなのです^^;

火縄はもっと重いらしいですよ。






その先に銃剣つけて、道具類一式持って、

戦場に行って動きまわらなければならなかったのですから、

想像しただけでも大変ですよね。

(5キロの米を持って、ずーっと動き回る感じでしょうかね)






明治政府が使用したミニエー銃やスナイダー銃などは

細身でも丈夫で、またゲベール銃よりはるかに軽いそうです。





これじゃ、ゲベール銃をメインに使用していた

幕府軍が負けるのも無理ありませんよね

改めてそう感じた今日の出来事でした。






火術鉄砲保存会の演武は

他地域でも行っているようです。

興味のある方は時々ホームページを

チェックしてみて下さいね


西洋流(高島流)火術鉄砲保存会HP





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