ひなたの狼 〜新選組綺談〜

  • 2008/08/29(金) 12:25:57

今回はコミックのご紹介です。





初めてこのコミックを見たとき、

女性みたいな隊士がいるな〜

と思っていた人物が土方歳三でした







だって髪の毛が結っていなかったし、

体の線が細かったんですもの〜。





ひなたの狼 〜新選組綺談〜 全5巻
斎藤 岬/幻冬舎/2004年





じつは髪の毛を結っていないのは、土方だけじゃないのです。

近藤勇沖田総司もちょん髷がありません。





小劇場などの「新選組」のお芝居では、

演者がかつらをつけずに近藤や土方を演じるのは

よくあることなんですけど、

この人物達もみんなそのままの髪型です。





土方や原田左之助は肩までの長髪。

近藤や芹沢鴨、沖田総司らはツンツン立毛の短髪。

清川八郎に至っては、キューピー頭とでもいうのでしょうか





「清川さん、ちょっと可哀想すぎでは?」

って思ったくらいです。





斬新というか、大胆というか、

すごくフリーな髪型なんですよね。






もっとも最近の新選組漫画では

こんな髪型での登場もよく見かけるようになりましたので、

だんだん慣れてくるのかもしれません。






さて、ストーリーのほうですが、

しょっぱなから君菊姐さんの登場です

ご存知、土方さんの花街での馴染みの女性ですね。

(ここでは天神という設定です)





といっても、艶っぽい話ではなく

血刀を持った土方との出会いなのです。

なかなか物騒な出だしでしょ^^;






その後、話は前後して、

浪士隊が上洛する途中の

本庄宿あたりの話が出てきます。





よく知られている新選組のエピソード、

例えば本庄宿での芹沢の焚き火事件や、

佐伯又三郎の横恋慕事件や、

芹沢暗殺事件などのお話と






斎藤岬先生の作り出すオリジナル部分が

うまく絡まって進んでいきます。






女性に見紛う土方歳三なんですが

読んでみるとそうでもなく、

時にやさしく、時に冷静で、

時に情熱的な魅力ある歳三が登場しますよ。







土方は試衛館の仲間と上洛し

自分のすべきことを自覚することなく

漠然と隊をつくっていくのですが、






それを芹沢鴨にあからさまに指摘され、

その結果、己が何をすべきかを認識し、

着々と自分の隊を組織し始めるのです。






芹沢は土方たちの進行を時には邪魔するのですが、

永い目でみれば土方の行く道を

ある意味導びいているようにも見えます。





新見錦やお梅の描き方は

今まで見た新選組コミックとは違います。

どんな描き方かは、読んで確かめてみて下さいね。





この物語は残念なことに

芹沢鴨暗殺の話で終わりなんです。

この後の土方がどのように変貌するのか

興味はありますよね。






斎藤岬先生は別のお話として

この続きを描くつもりではいるようです。






「ひなたの狼」全5巻
だけでも

お話はまとまっていますので、充分楽しめます。

でもそれで読み足らないと感じたなら

続きを楽しみに待ちましょうね♪




ハイ、こちらの表紙が土方さんですよ^^
ひなたの狼 〜新選組綺談〜 全5巻
斎藤 岬/幻冬舎



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この記事に対するコメント

ほほう

これはまた変わったかんじですね。
でも絵が好きなんで読んでみようかな(^^)
ところでキャラメル、やりますね。
来年の夏が楽しみです♪

変わった感じ

味のりさん、こんばんは

そうですね。
このコミックはチョッと変わってますョ。
普通、沖田総司は漫画でも美形に書かれることが多いですが、
これを見たときはビックリしました。
ザンギリ頭なんですからね〜^^;
よかったらその辺も見てくださいね。

「風を継ぐ者」の情報ありがとうございます♪
まだまだ先ですが、キャスティングが楽しみですね^^
またいろいろ一緒にお話しましょ♪

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