幕末維新秘史

  • 2009/02/02(月) 15:23:27

昨年の12月のこと。


新選組研究家(=歴史研究家)で、

こちらでも何度もご紹介している伊東成郎氏から、

新しい本を出版するという、お知らせを頂いたんですね。





それでこの前、お取り寄せしてみたのです。

今回はその本のお話です



幕末維新秘史
伊東成郎/新潮文庫






伊東成郎氏の本には、新選組に関わった人々の

エピソードをまとめた本がいくつかありますけど、

今回の本は、そのエリアを広げ、

幕末に生きた人々のエピソード集
となっています。






ここであげられている人物は、

勝海舟
坂本龍馬西郷隆盛久坂玄瑞ら、

あなたも知っている幕末の有名人たちです。

でも、主役は彼らじゃありません





そんな彼らに、おちょくったり、惚れられたり、

好かれたり、関わったりした人たちが主役なんですよ。






例えば、龍馬の想い人だった千葉佐那さんは有名ですけど、

龍馬が佐那さんをどう想っていたのか?

別の人から佐那さんはどう思われていたのか?など、

そんな様子が、チラッとわかるんですね





こんな風に、有名人に関わった人たちのエピソードを知ることで、

歴史上の人物の、今まで知らなかった一面を

垣間見ることができるんです

今までの幕末本とは違うエピソードが載っているので、

新鮮な感じがしますよ。





また、歴史上の人物とは全く関わりがない、

無名人のエピソードもたくさん登場します。






例えば、オランダ人に異国へ連れて行かれた遊女の手紙の話や、

戦争に借り出された農民の話(これらは悲しすぎる

お金持ちの旦那の話などは、

物語以上に面白い現実が書いてあります






それらを読むと、

「幕末の時代に、こんなことがあったんだ」


と、今まで自分が想像しなかった事柄が、

あの幕末時代に存在していたことに気づくのです。






いつものように伊東成郎氏が、

途方もない時間と体力をかけて、

莫大な史料の中から見つけ出した数々のエピソードは、

ひとつひとつが、埋もれていた人たちの生きた証のようで、

面白いと思う反面、

一人ひとりの命を感じずにはいられません。






といっても短編集になっているので、

各話の内容は重すぎず、読みやすい本になっています。

お話の数は、かなりありますけどね(新選組も登場します)






ちなみに読みやすいので、

私は電車の中で読んでみました〜






悲しいお話もあるのですが、

想像して「ぷっ!」っと噴きだす話もあるので、

電車の中で読むときは、周りの人に

変な目で見られないように、ご注意下さいね


電車内で読みやすい文庫タイプ^^

幕末維新秘史
伊東成郎/新潮文庫
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この記事に対するコメント

この本、先日購入しました♪
少しづつ読み進めていますが、書かれている通り携帯にも便利な大きさですし、難しい言葉の羅列(^_^;)は有りませんし、本当に読み易い本だと思います。

お久しぶりです!

お久しぶりです

今までちょっと忙しくて顔を出せなかったので、久ぶりに来ました!!


伊東成郎さんの小説ですかぁ〜
ルンちゃんさんの感想聞いて読みたくなりました!!

私も、買って読んでみます!!

読みやすさ

あさぎさん、こんにちは^^

あさぎさんも読んでいるのですね。
なかなか面白いですよね。
短編なので、忘れた頃にまた拾い読みするのも楽しいと思います。

よかったら

白会さん、こんにちは^^
お仕事大変なんですか?
お体にはお互い、気をつけましょうね。

どうぞ、よかったら「幕末維新秘史」読んでみて下さいね。
ちなみに、これは小説(=作り話)じゃないですよ〜^^
裏表紙にはエッセイって書いてありました^^;
エッセイというのもチョッと微妙な感じなんですけどね。
幕末に本当にあったこと(風聞もあるでしょうけど)が書かれていますので、
どうぞお楽しみ下さい♪

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