宇都宮の史跡めぐり

  • 2009/08/17(月) 11:01:16

夏休み、いかがお過ごしでしたか?





私も夏休みで、久しぶりの連休でしたので、

のんびり家で過ごしつつ、かねてからの念願だった

宇都宮の史跡めぐり
にも行ってきましたよ〜





今日はそのお話です。チョッと長いですけど、

写真をたくさん載せましたので、お楽しみ下さいね♪





家から宇都宮へは、電車を何度か乗り継ぎ、

2時間半くらいで行かれます。

電車内では、ずっと新選組の本を読んでいたので、

退屈しませんでしたよ。



来たよ〜宇都宮!


宇都宮駅
宇都宮駅 posted by (C)ルンちゃん




早速、史跡めぐり開始!

まず駅から一番近い(徒歩3分)旧篠原家住宅です。

瓦
posted by (C)ルンちゃん

ここは江戸時代からしょう油醸造業肥料商を営んでいたお宅です。

土方歳三
らが来たときも、篠原家はここにありました。





戊辰の役のとき、宇都宮の町はほとんど焼失してしまったんですね。

でも風上だったこの篠原家は、戦火を免れたのです。
(3000軒のうち2500軒が焼けたらしい)






ただ残念ながら主屋は、明治28年に建てられたものだそうです。

その後第二次世界大戦でも、

幾つかの蔵は焼失してしまったそうですよ。





でも文庫蔵石蔵は、1851(嘉永4)年に建てたものなんです

つまり土方さんが来たときにはあったわけですね

文庫蔵は見学ができますよ。
旧篠原家住宅、文庫蔵
旧篠原家住宅、文庫蔵 posted by (C)ルンちゃん




文庫蔵の2階に上がると大きな梁に

嘉永4年の文字がみえます。

年号の下には大工棟梁(とうりょう)留吉と

鳶頭(とびがしら)喜代次の名もあります。





建物を建てるとき、

こうして棟梁らの名前を記しておくんですね。

文字は昨日書いたようにもみえるほど鮮明で、

これらを見ていると時間を越えて、

昔の人とつながっているような錯覚を感じますね。





そしてもちろん、

この地へ来た土方さんのことも想うのです






旧篠原家住宅のガイドさんはとても親切な方で、

建物の解説や当時の宇都宮の話などを

たっぷり聞かせて下さいました。





土方さん目当てで訪問する方も、多いそうですよ


旧篠原家住宅、3つの蔵
旧篠原家住宅、3つの蔵 posted by (C)ルンちゃん
真ん中が文庫蔵



主屋の2階の20畳の座敷はゆったりしていて、

外からの風も涼しくて、のんびりできました。

宇都宮に来たときは、こちらの見学ははずせませんね。





次なる場所は二荒山神社です。





二荒山(ふたあらやま)神社はとても歴史が古く、

源頼朝が奥州征伐の際にも訪れた場所でもありますよ。

でも不幸にして、何度も戦火にあっている神社でもあります。





そして土方さんら旧幕府軍が宇都宮城を攻めた際にも、

戦火で焼けてしまっているんですね。





そんな二荒山神社は、新政府軍が宇都宮城を奪還しようと

攻撃を仕掛けてきた慶応4年4月23日の午前中に、

土方らが守備についていた所
でもあるようです。





確かに高台なので、眺めはいいです




この場所から、城にいる味方の要請を受けて、

城周辺の戦闘に向かって行ったのです。

そして激戦の最中、土方さんは足を負傷するのですね。

二荒山神社
二荒山神社 posted by (C)ルンちゃん

二荒山神社(の鳥居)は想像していたより、

遥かに大きかったのでビックリしましたよ。

階段を上るとお社があります。






いつものように、お参りのあと御朱印を頂きました。

社務所には宝物がケースにあり、太刀や刀も見ることができますよ。

でも、社務所に行かないと気がつかないです。





御朱印を頂いていなかったら、あやうく見逃すところでしたね。

やはり御朱印は頂いておくほうが、なにかとありがたいです。

(由来書などの資料も頂けるし^^)





そして宇都宮城


宇都宮城址公園
宇都宮城址公園 posted by (C)ルンちゃん

ちょうど、二荒山神社の向かいにあります。

この宇都宮は、二荒山神社の門前町であり、

城下町でもあるのです。面白いですね。





もともと神社を作り祭祀した後に、

その功績を称えられ、主が城を作ったのが始まりだとか。

(すごく簡単な説明。本当はもっと複雑^^;)


ですから、神社と城はとても縁の深い関係なのです。







写真は「清明台」です。

宇都宮城は安倍清明にも関係しているらしいです。






櫓(やぐら)は平成19年に復元されました。

この公園になっているのは本丸があった部分です。

まだ復元は一部だけですが、将来的には

もっと復元される予定もあるのだとか。

宇都宮城址公園内
宇都宮城址公園内 posted by (C)ルンちゃん

宇都宮城跡の碑
宇都宮城跡の碑 posted by (C)ルンちゃん

堀がいくつかあったそうですが、

今はこの本丸の部分だけです。

外堀の一部は今も残っているそうですよ。





城址公園のガイドさんに道を教えて貰って、六道の辻へも行きました。

ちなみにガイドさんに「歴史に興味があるの?」

と言われたので、

ハイ、新選組に!!


と元気よく答えたら、笑われてしまいました


六道の辻
六道の辻 posted by (C)ルンちゃん

ここ六道の辻は新政府軍が、

宇都宮城奪還のため攻めてきた際の、旧幕府軍との激戦地です。

双方かなりの死傷者が出たようで、近くの寺には

新政府軍の墓もあるようです。(そちらへは行きませんけど^^;)



戊辰の役戦士墓
戊辰の役戦士墓 posted by (C)ルンちゃん

こちらは旧幕府軍の墓。

民家の敷地内のひと隅に立てられています。





長岡藩士・山本帯刀らから託された費用(刀類)によって、

宇都宮藩士・戸田三男らが建てた墓です。

ちなみに山本帯刀はその後、刑死したそうです。



昔は六道の辻は、こんな風景だった

閻魔堂の絵
閻魔堂の絵 posted by (C)ルンちゃん

六道の辻の家
六道の辻の家 posted by (C)ルンちゃん

六道の辻には、当時も閻魔堂があったそうで、

当時のお堂は戦火で焼かれてしまいました。

激戦地はここだけではなく、幾つかあったようです。





六道の辻から少し南下し、東の宇都宮入口まで向かいます。

そこが梁瀬橋なんですね





この梁瀬橋(地元の方は、やなぜ橋といっていました)は

4月19日の宇都宮城攻略の際に、

土方軍(先鋒軍)が渡ったといわれる橋ですよ。

梁瀬橋
梁瀬橋 posted by (C)ルンちゃん


今は当時の面影はひとつもありませんが、

彼らが通った所だと思うと、感慨深いものがあります。





彼らがこの橋を渡った先には、抵抗する新政府軍があふれ、

激しい戦闘が開始されたのです。





このとき相手の攻撃に臆した兵士のひとりが、

逃げ出そうとするのをみた土方歳三は、

他の兵士たちの戦意喪失を危ぶみ、

この兵士を斬り伏せた話は有名ですよね。





その後土方は、日光に赴いていた幼馴染の土方勇太郎に、

その兵士の供養を頼んでいます。





宇都宮には他にも土方さん関連の史跡がありますよ。

でも今回の史跡めぐりはここまでです。





下調べをしたのですが交通のアクセスがわかりづらく、

現地にくればわかるかなとも思っていましたが、

やはり短時間では廻れませんでした





まあそんなこともあろうかと

ひとつひとつの見学時間は充分取っていましたので、

満足感はたっぷりです。






毎回の史跡めぐりで痛感するのは、やはり現地を訪ねることが、

わからなかったことや気になったことの

解決に結びつくということですね。





もちろん今回も、

沢山のことを得ることができましたよ





またいろいろ下調べをして近いうちに再訪することを誓い、

宇都宮を後にした ルンちゃんでした


※宇都宮話はここで終わりではありません。
 あの名物品のお話をさせて頂きますので、
 次回もお楽しみに〜


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この記事に対するコメント

本当によく史跡をご存知ですね。もう感心してしまいます。宇都宮も行ってみたくなりました。ルンちゃんさんのブログが参考になります。

宇都宮に行かれたんですね。

流山を出た後の北関東での戦いは宇都宮も含めて、以前からかなり気になっています。
私の手元に島遼伍(りょうご)氏の『北関東会津戊辰戦争』という本があります。
もしも、お持ちでないのでしたら、読んでみてはいかがでしょうか。
北関東戊辰戦争に関する本は、北関東会津戊辰戦争』だけしか知らないのですが、これから、どんどん発刊して欲しいと思っています。

機会があれば、私も市川から北関東を辿ってみたいですが、1人では何だか心細いです。
ルンちゃんに1度、お会いしてみたいです。

そういえば、宇都宮と言えば、餃子ですね。
食べましたか?

下調べも楽しい♪

早々さん、こんにちは^^

史跡めぐりは下調べも楽しみのひとつですね。
今回も本やインターネット等を使って調べました。
それから、地元の方の話も大変参考になります。
今回の『六道の辻』も地元の人に教えてもらった場所ですよ。

行った場所なら、いろいろ説明もできますので、
わからないことがあったらお気軽にお尋ね下さいね^^

もちろん食べました

副長さん、こんにちは^^

ハイ、もちろん餃子も頂きました。
観光客も含め、お客さんでにぎわっていて楽しいですね。
その話は別記事に載せましたので、よかったら見て下さいね。

『北関東会津戊辰戦争』の本は知りませんでした。
今度参考に読んでみますね^^
ご紹介ありがとうございます。

どういたしまして。

『北関東会津戊辰戦争』の中に伝習隊や衝鋒隊、それから、土方支援隊とか、色々とキーワードが出て来ますし、あまり知らないキーワードもたくさん、出て来ますので、非常に参考になります。

一応宇都宮市民です。

タイトルのとうりです。
ですが、余裕がなくてなかなか史跡巡りができません(T-T)
お城と二荒さんにはよくいきます。
以前何かのイベントで新撰組巡りツアーなどがあったそうです。またやってくれ〜(ToT)

街中に大銀杏という樹齢400年の木があります。お城の近く(たぶん)にあるのですが見るたびに昭和の戦争や戊辰戦争を乗り越えたのだなとしみじみ思います。そして新撰組の皆さんも見たのかな♪と妄想してしまいます。(*^^*)
また以前土方歳三資料館日記の方でとりあげられた宇都宮の史跡巡りのマップがほしい!とにかくほしいです!
長々と失礼しました。

宇都宮

イクラさん、こんばんは^^

イクラさんは宇都宮市民でしたか。
いい所ですよね。
あれからご無沙汰していますが、
また宇都宮へは行きたいと思っています。
まだ行っていないところもありますしね。

宇都宮の史跡めぐりマップっていうのがあるのですか?
私も是非欲しいです^^

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