もうひとつの接点です^^

  • 2010/08/12(木) 22:59:29


前回の記事の際、

コメント頂いた允@遊撃隊さんに

もうひとつの接点を教えて頂いたので、

そちらをネタに記事アップしてみました。

允@遊撃隊さん、ありがとうございます



ちなみに前回の記事 ⇒ 接点は新選組?!





「ゲゲゲの女房」に登場する

漫画家の水木しげる先生は、

ドラマのとおり調布にゆかりの方ですね。

そして調布といえば、新選組局長

近藤勇の生まれた地
でもあります







つまり水木先生と近藤勇にも

接点があったんですね〜






水木先生は「ゲゲゲの鬼太郎」などで超有名ですけど、

じつは近藤勇を主人公にした漫画も

描かれていらっしゃるんですよ(知ってました?)





劇画近藤勇 星をつかみそこねる男
水木しげる/筑摩書房(文庫本)






私が読んだのは、1978(昭和53)年に

新人物往来社から発行された頃の漫画本です。

題名も「新選組風雲録」という名前でした。

ハードカバーの豪華本ですよ

今では文庫本が出ています。






この本の主人公は、もちろん近藤勇です







近藤勇の子供の頃から物語は始まります。

天然理心流の宗家・近藤周助から養子の話があり、

江戸の試衛館へ行くのです。







土方歳三とはその前からの友人で、

その後、土方も試衛館に住み込み、

井上源三郎も日野から江戸へ出てきます。







大まかな流れは史実に沿っていますが、

細かなところは水木先生のオリジナルですよ。







例えば沖田総司は幼少の頃から

試衛館にいるわけじゃなく、

具合の悪そうな青年を近藤が連れてきた

という設定ですし、原田佐之助もひょんなことから

試衛館に居座ります。







山南敬助の死にいたっては、

ある人物に謀られたという設定なので、

「史実と違いすぎる!」という場面も多々ありますけどね。







でも、その作り話が

水木先生の話の面白さでもあるのです。








水木先生は本の冒頭で、

「調布の近藤勇の墓を時々散歩しているうちに、

 近藤に興味を持った」と話されています。







水木先生の近藤勇像は、

「めしを食うため」に新選組にいた男で、

つまり新選組は食うためのひとつの手段に過ぎない

との思いがあります。(つまりなりゆき…^^;)







ですから水木先生の描く近藤勇は、

特別偉い人じゃなく、どこにでもいそうな

等身大の人間(っていうかおっさん)として

妙に親しみのある人物として描かれていますよ。






有名な池田屋の場面もありますし、

長編なので鳥羽伏見戦を経て、甲陽鎮撫隊から流山、

そして近藤が亡くなり亡骸が菩提寺につくまで、

それは丁寧に描かれています。






つまりそれだけきっちり描いているということは、

史実をしっかり頭に入れて描いていらっしゃるんでしょうね。

だからこそ、オリジナルな部分が

生きてくるんだと思えます






この本には妖怪などは出てきませんので

まったく怖くありませんから、

もしどこかで見かけたら

中身をチョッとみて下さいね〜






ところで水木先生、じつは

沖田総司を主人公にした「新選組夜話 沖田総司」

という漫画も描いているんですよ







有名な漫画家さんが

新選組を題材にした漫画を描いているのは

よくあることなんですけど、

水木先生もやはり同じなんですね〜。






水木先生も新選組好きなのかしらね?

チョッと嬉しいです


劇画近藤勇 星をつかみそこねる男
水木しげる/筑摩書房(文庫本)

古本屋さんの方が見つけ易いかもしれません^^




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この記事に対するコメント

私のコメントをきっかけにしてくださりありがとうございます。
水木先生、ドラマを観る限り、山陰地方の言い伝えと想像力からアイデアを出されていて、取材をする時間的ゆとりがなさそうに見える為、新選組の漫画を史実からあまり遠ざかることなく描かれていることに驚いています。調布に住まわれてから近藤勇に興味をもたれたようですが、どこで時間がうまれたか不思議で、水木先生の「超人振り」が伺えます。
水木先生は確かニューギニアで怪我をされたと思いますが、ニューギニアの部隊が補給を断たれ、孤立した状況が鳥羽・伏見戦以降の新選組の境遇と似ていると感じたのでは?などと想像力を膨らませています。
山手線のターミナルに近い椎名町(漫画家アパート・トキワ荘のある町)でなく少し距離のある調布を選ばれた動機にも興味があります。
元特攻隊員の結束信二先生が、栗塚時代劇の中で数回永遠の別れが描かれる回のサブタイトルに「○○雲」を使っていることについて、出撃した戦友を見送る心を反映させているのでは?と感じていますが、水木先生の新選組に対する気持ちは戦時中からあったのでは?と思えてなりません。全く根拠はありませんが…。

水木先生

允@遊撃隊さん、こんばんは。

水木先生についてはTVの「ゲゲゲの女房」のお話でしか知りませんが、
確かにドラマの中では忙しそうですよね。
来週は戦争にまつわる話もありそうで、
水木先生の違う一面を知ることができそうです。


Yさんへ

こんばんは。
コメントありがとうございました。

ご連絡先が見当たらず、お返事をどちらに書いていいのかわからなかったので、
とりあえずコメント欄に書きました。

2004年の「新選組!」の図録は私も持っていますよ。
確かに表・裏の表紙に茶色の染みみたいなのものがありますね。
模様なんでしょうけど意味はわかりません^^;

私でわかることならばお返事致しますので、またコメントしてみて下さいね。
これからもよろしくお願いします。

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