近藤勇の妹が出てくる物語

  • 2010/09/24(金) 13:32:20



この連休中に、今年の「総司忌」で講師をされた

越水 利江子先生の小説を読んでみました。

それが、こちらの本ですよ





恋する新選組 全3巻
越水 利江子著/角川つばさ文庫





全3巻とも表紙が可愛いらしくて、

主人公の宮川 空(そら)ちゃんと沖田総司が載ってます。





「宮川」と聞いてピンとくるかもしれませんけど、

この空ちゃん、じつは近藤勇の妹なんです

といってももちろん小説の中のお話で、

実際には近藤勇には妹はいません。





でも考えたもので、

妹といっても空は「捨て子」という設定なんです。

宮川三兄弟のもと、のびのびと育てられた女の子なんですね。

兄たちと一緒に剣術もしていますよ〜






内容をチョッとだけお話しますと、

勝兄ぃが近藤周斎の養子になって近藤勇と名乗り、

試衛館に移ってから数年後のこと。

13歳になった空は勝兄ぃのような立派な剣士になる!

と誓って宮川家を出て、試衛館にやってきます。






そこで、試衛館メンバーに会うわけですね





そして土方さんがらみの女性問題(?)に巻き込まれ、

試衛館のメンバーがひと暴れ。そんな風にいろいろと騒動のある

試衛館ですけど、彼女にとっては楽しいものでした。





でもある日、彼らは空を残して黙って京都へと旅立ちます。

もちろん彼女はそのまま待ち続けるつもりは毛頭なく、

彼らを追って京へと向かうのでありました。





これ以上お話を説明すると、

読むとき面白くないので書きませんけど、

もうひとつだけいっておくと、

意外な人物らとも仲良しになりますよ






この「恋する新選組」は小学校上級生から読める

少しやさしめの新選組本です。

角川つばさ文庫は十代はじめの年齢層の子供達に、

読書するきっかけにしてもらおうと作った文庫なんですね。





ですから読みやすさは抜群です。

血なまぐさい部分は少なく、またあってもさらりと描かれていて、

初めて新選組に接する方でも抵抗なく読めます。





もちろん新選組のことをよく知っていて

「新選組はこんなにきれいじゃない!」

なんて怒る人もいるかもしれませんので、

史実を大切にしているなら、この本は

おすすめできませんけどね。






越水利江子先生も新選組は大好きなので、

チョッとした隊士らのエピソードが盛り込まれているところに

ファンを喜ばせるところがあって楽しめますよ。

(例えば歳さんの沢庵好きとかね…)







子供達の読書離れが叫ばれている昨今、

読解力(国語力)の養成の意味も兼ねて、

どうぞお子さんに紹介してみて下さいね。

特に女の子におすすめしときます。






そしてついでに、この本からスタートして

新選組にも興味を持ってもらいましょう。

もちろん大人も楽しめますよ。

よかったら親子で読んでみて下さいね





越水利江子先生の新選組を題材にした小説は

他にもあるので、また機会をみつけて

読んでみたいです



恋する新選組 全3巻
越水 利江子著/角川つばさ文庫

こちらが空ちゃん、可愛いでしょ^^



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