池田屋跡、その前は何屋さん?

  • 2010/11/29(月) 14:51:39

元治元年6月5日、

「池田屋騒動」と呼ばれる事件のあった池田屋は、

その後買い取られ、佐々木旅館と改名され営業されました。

でも昭和の初めの頃に老朽化で取り壊されたとか。






平成の現代ではその場所に、

居酒屋さんが建てられていますよね。

幕末をイメージさせるモニュメントで飾られ、

幕末ファンには楽しい限りです。






ちなみにその居酒屋ができる前は、

パチンコ店でしたよ。知っていましたか?

その前がケ○○ッキーフライドチキンのお店でしたね






それじゃあ、その前は

いったい何屋さんだったでしょうか?







答え。

私の記憶では、確か雑居ビルでしたね。

その証拠がこちらの本に載っています




写真で見る 
みんなが好きな京都今昔物語
結喜しはや著/新人物往来社







この本の168ページ下部にある写真がそれで、

「池田屋ビル」と呼ばれていました。

そのビルには、いくつかの飲食店が入っていて、

階段を上がっていくと「トリトン」というお店もありましたよ。

そのお店の名前が、この写真の中にもありますね。







もうだいぶ前のことになりますけど、覚えているものですね〜。

この写真を見ていたら当時が懐かしくなりましたよ。







ところで、この本は何かというと、

幕末から明治・大正・昭和に撮影された写真をメインとして、

京都の名所・旧跡、幕末の歴史をたどることができる、

京都や幕末が大好きな人には、とても楽しめる本なのです。







例えば今でこそ修学旅行生が多数訪れる二条城も、

明治や大正の頃ではその周辺の様子は違いますし、

玉砂利の敷かれた通し矢で有名な三十三間堂

昔はお堂の周りは土がむき出しのままでした。






実はですね〜、私は新選組が好きなので

何度も京都を訪問しているんですけどね。

その都度、現地では幕末の面影を追って

遠い昔をイメージして楽しんでいたんです







でもこの本に載っている写真を見たら、

思い描いていたものがことごとく、

吹っ飛んでしまいました^^;






だって新選組が一時警備をしていた二条城に

お堀はなかったみたいだし、

安藤早太郎さんが通し矢をした三十三間堂も

思い描いていたよりずっと、

町の人に親しみ易い感じでしたからねっ。







イメージがかなり違う…







「百聞は一見にしかず」


とはよくいったもので、写真1枚でも

当時の様子がすごくわかるんですよ。







しかもこの本の著者は、京都生まれの幕末維新研究家、

そして紀行作家でもある結喜しはや氏です。

彼女は新選組好きでもあるんです






つまり地元民なので、

京都の裏話(?)も知っているし、

新選組好きなので、新選組(&幕末)好きな人が

知りたいような事柄もよくわかっているわけです。






そんな地元民と新選組好きの強さを備え、

写真を交えて、細かく解説しているのが

この本なんですよ。






ちなみに私が個人的に興味を持ったのは、

やはり新選組についての項でしょうか。

現存しているほうじゃなく、昭和まであったという

芹沢鴨の初代の墓の写真(初公開写真)も載っているので、

あなたも新選組ファンなら、ここは見る価値大いにありですよ。






「京都大好き」というなら、

ここに出てくる名所旧跡の数々を見て下さい。

渡月橋の昔の様子なんか、きっと驚くことでしょうね






というわけで、私もしばらくこの本を読みながら

自分のつくったイメージを想像し直すつもりです。

京都にも、また行きたいですね〜。


写真で見る 
みんなが好きな京都今昔物語
結喜しはや著/新人物往来社

京都旅行の時に持っていっても
いいですね〜^^


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この記事に対するコメント

「みんなが好きな」というタイトルが親しみ易いですね。
新選組が活躍した町というだけでなく、キリスト教系大学があったり、先端技術のメーカーがあったり、はたまた女性のファッションが流行前の先を行ったり、色々な顔をもつ京都は魅力がいっぱいですが、私が知っている京都の魅力はほんの一部でしょう。
三尾の?、ベンチャーズが京都をイメージしてつくった曲、東海道本線京都駅ホームなど、思春期の胸がキュンとなる思い出がいっぱい詰まった京都、私も「みんなのうちの一人」ですよ。本、魅力的ですね。

京都の魅力

允@遊撃隊さん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

私も京都へは何度も訪れていますが、
まだほんの一部の魅力しか知りません。
京都は何度も訪れたい場所ですね^^

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