新・新選組三部作

  • 2011/01/28(金) 10:44:05



新選組ファンの間で新選組三部作といえば、

子母澤 寛著の

・新選組始末記
・新選組遺聞
・新選組物語
 

のことを言うんですけどね





最近、それとは別に新しい「新選組三部作」

というのがあるみたいです。それはなにかといえば、

浅田 次郎氏の

・壬生義士伝
・輪違屋糸里
・一刀斎夢録


のことだそうですよ。





「壬生義士伝」
といえば、

主人公は新選組隊士の吉村貫一郎で、

「家族のために新選組に出稼ぎに来ていた人」

として新選組ファンの間ではみんな知っていっていますけど、

はっきりいって、そんなには興味を持たれなかった人でした。







ですから、本が出版されたときも

「あの吉村貫一郎の話なんだ〜」くらいで、

あまり私の周辺でも騒がれていませんでしたね。

私自身も「そのうち読んでみよう」くらいで、

実際に読んだのは だいぶ経ってからでしたよ。






でもその後、テレビで長編ドラマ化されたり、

映画化されたりして一躍有名になっていましたっけ






「輪違屋糸里」
は芹沢鴨暗殺の話の中に

一瞬だけ登場する島原芸妓・糸里の話でしたね。

史実では暗殺現場にいただけの人だったのに、

よくもあれだけ話を膨らませられるものだなあ、

小説家ってスゴイな、なんて思ったものです。






それでも読んだのはテレビドラマ化されてから

という遅いもので、しかも文庫本になってからでしたよ。

つまり私の中では浅田次郎氏の新選組本は、今まで

「そのうち読もう」くらいのものだったんですよね。






でも、「一刀斎夢録」は別っ!

すごく読みたいっ!!







だって主人公が斎藤一なんですよ!

しかも戊辰戦争後、明治時代、

警視庁抜刀隊として西南戦争に行き、

そこでかつての新選組隊士と再会するという話。






これは、すぐに読みたいと思う題材ですよ






「一刀斎夢録」は「週刊文春」で

2008年10月から2010年6月まで連載されていた小説です。

この1月に新刊本として書店に登場しました

連載だと毎回の発売を待たなければいけませんけど、

これでまとめて読めるわけです。







先日別件で書店に行ったら、

ちょうど小冊子が置いてあって、

表紙に土方さんが載っていたのでしっかり貰ってきました。

その小冊子が「一刀斎夢録」刊行記念の小冊子だったんです。






まだ小説の中身は読んでないのでよくはわかりませんけど、

その冊子によれば、明治になってからの斎藤一の話が出てくるようです。

しかも西南戦争で再会するのは、

土方歳三が形見を託した少年です。

(もちろん名前はわかりますよね






彼が佐藤家を立ち去ってからの話は、

史実でも定かではないようですが、

「西南戦争に参戦した」という噂もありますよね。






その部分を浅田次郎氏が

どのような展開で描いているのかが、

すごく興味のあるところです






「今読んでいるところ」という人は、

けっこういらっしゃるみたいなので、

私も近日中にその仲間に入るつもりです。

面白かったら、また感想を書きますね。


一刀斎夢録(上)
浅田次郎著/文藝春秋

上・下巻で刊行
上巻の表紙はこんな感じですよ



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この記事に対するコメント

はじめましてm(--)m

浅田次郎の新選組は面白いですよ。まだ一刀斉夢録は呼んでませんが、前の2作は読みました。輪違屋糸里は個人的にとても面白かったです。是非読んでみてください。というか、まだ新選組の本を出してくれるというのを知らなかったので、とても嬉しいです(^^)

もしかしたら、次世代は子母沢寛、司馬遼太郎、浅田次郎の3人が主流(?)になってたりして(^^;)

浅田次郎さんの作品は「壬生義士伝」を読みました。
この本を読むきっかけが面白くて、「新選組!」の前年に遊びに行った学園祭の模擬店で知り合った学生さんが、翌年に歴史嫌いながら新選組ファンと判明、「壬生義士伝」を読んで大泣きした。良い作品だからと強く勧められて読んだ次第です。
時代が行ったり来たりするところが「JIN 仁」に似ていて面白かった上に、学生さんの言った通りの結果になりました。その他の作品は今のところ未読ですが、斎藤一の「その後」の人生は大いに興味がありますね。

輪違屋糸里

壬生狼さん、はじめまして。

私も「輪違屋糸里」読みましたよ。
ただテレビドラマの印象の方が強くて、
思い出そうとするとドラマのシーンが出てきてしまいます^^;
またしばらくしたら、本を読んでみますね。

コメントどうもありがとうございました。
私も壬生狼さんのブログにお邪魔しますね。
どうぞよろしくお願いします。

壬生義士伝

允@遊撃隊さん、こんばんは。

「壬生義士伝」は泣かせる場面が多くて、
これでもか、これでもかっていう感じが、たぶん浅田節なんでしょうね。
今度の「一刀斉夢録」も似たようなところがあるらしいのですが、
まだ読んでいないので全くわかりません。
允@遊撃隊さんも読むことがあったら、その時は感想を教えて下さいね。

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