労咳にご用心

  • 2012/07/12(木) 00:15:17

「労咳」という言葉を聞くと、

このブログを訪問してくださるあなただったら、

真っ先に新選組の沖田総司の名を思い浮かべることでしょう。

私も同じです。






沖田総司を死に至らしめた 憎き病は、

昭和(戦後)になって新薬が開発されたおかげで激減し、

いつしかそれはもう遠い過去の病だ

と思うようになっていました。





ところが最近になって、

この病名をよく聞くようになったのです。

先日もニュースで話題になっていましたよね。





「労咳」とは、今でいう「肺結核」のことですよ。

明治から昭和20年代までは「国民病」と言われたほど、

多くの人々がこの病で苦しんでいました。





歴史上の人物でも結核で亡くなった人は大勢いますよね。

例えば沖田総司と同じ頃なら、長州藩の高杉晋作もそうでした。

明治以降でも、陸奥宗光や樋口一葉、正岡子規など…

チョッと思い浮かべただけでも、次々と名前が出てきます。






学生時代、私は沖田総司つながりで

結核の本をいろいろ読んだことがありました。

そのとき、この病の恐ろしさを知りましたが、同時に

結核は薬が開発されて激減したとあったので、

安心していたんです。






でも結核菌は絶滅するどころか、

薬の耐性をつけるなどで生き続け、

今でも私達を感染させるかもしれない

という可能性を持ち続けているのです。






健康な体なら、たとえ結核菌が侵入したとしても

免疫力の方が強いので負けはしません。

でも高齢者のように加齢で体力が衰えていたり、

栄養状態が悪いなどで免疫力が低下してきたりすると、

発病する可能性が高くなるのです。






また若い方は、戦後に結核菌が激減したことにより、

未感染の場合が多く、そのために

結核菌に対しての抵抗力が低い分、

かかり易くなっているともいわれています。






例えば、芸能界でのタレントさんたちのニュースは、

あなたの記憶にも新しいですよね。





結核は風邪の症状によく似ています。

咳がなかなか止まらず、長引いているようなら、

病院でしっかり診てもらったほうがいいかもしれません。






私の経験なんですけど、前に

咳がなかなか止まらずにいたことがありました。

そのとき、お医者さまに「念のために」と言われて、

レントゲンを撮ってもらったことがあります。





結果は「きれいな肺でしたよ」という異常なしの回答で、

すごくホッとしたものです。

あの時、ずーっと不安に思っているよりは、

さっさと診てもらって良かったなと思いました。
(※検査方法はいろいろあるようです)






結核感染の予防には、まず

結核がどんなものかを知ることが大切ですよね。

「公益財団法人 結核予防会」のホームページなどは

とても参考になりますよ。

⇒ 公益財団法人 結核予防会 HP


 


この会では有料パンフレットを発行していて、その中には

結核マンガ 沖田くんのタイムスリップ
というのもあります。

表紙は沖田総司のイラスト付きで、結核についての

基礎知識がわかるようになっています。

こういうものから結核を知るというのも、良いかもしれませんね。



沖田くんのタイムスリップ
平成24年改訂 [ 尾形英雄 ]



結核についての基礎知識は、結核予防協会のホームページ内でも

わかるようになっています。

自分の身を守るひとつの知識として、どうぞご活用下さいね。





いくら沖田さんが好きでも、

彼と同じ病には 絶対なりませんように

労咳(結核)にはくれぐれも、ご用心、ご用心…



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この記事に対するコメント

集団感染も

結核は感染します。病院で受診をおすすめします。集団感染の危険もあります。また、同症状で、肺ガンの場合もあります。レントゲンの他、痰の検査する事があり。

最近のニュース

やぶひびさん、こんばんは。
情報ありがとうございます。

最近の結核ニュースでは、集団感染という話をよく聞きますね。
その点もふまえて、「知ること」はとても大切なことだと思います。

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